平成24年度 春期 (特別措置試験) 問26
ビジネスインダストリ
業務用ソフトウェアを,インターネットを経由して利用可能とするサービスとして,適切なものはどれか。
- アASP
- イERP
- ウISP
- エSFA
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✓ これが正解アASP
解説
業務用のソフトウェアそのものを、インターネットの向こうから貸す事業者を指します。
業務用のソフトウェアを自社のコンピュータに入れず、インターネットを通じて借りる形があります。提供する側がコンピュータも仕組みも抱え、利用者は画面だけを使います。この形で業務用ソフトウェアを貸す事業者が ASP でした。三つの文字を並べた肢が、まさにそれに当たります。買い切りではないので、初めに必要な金がずいぶん軽く済みます。版を上げる手間も、コンピュータの面倒も、提供する側が持ちます。その代わり、細かい作りを自社の都合で変えることはできません。月ごとに払い続ける形なので、長く使えば割高になることもあります。自社でコンピュータを抱えないぶん、置き場所も電気も必要ありません。シラバスも、クラウドに置く各種の形と並べて ASP を挙げています。後に生まれた呼び名が広まりましたが、考え方の根は同じです。紛れやすいのは、接続そのものを売る事業者の頭文字のほうです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イERP:会社の資源をまとめて管理する仕組みを挙げた肢です。帳簿も在庫も人の配置も、ひとつの基盤に載せて動かします。これは何を管理するかの名で、どう届けるかの名ではありません。自社のコンピュータに入れて使う形も、昔から広くありました。
- ウISP:接続の役務を売る事業者というのが、この三文字の意味です。回線と繋ぎ口を用意し、インターネットへの入口を貸します。設問が求めているのは、業務用ソフトウェアを使えるようにする役務でした。道を貸すのと、道具を貸すのとでは中身がちがいます。
- エSFA:売る仕事を情報の力で支える仕組みのほうです。訪問の記録や見込み客の管理を、担当者どうしで分け合います。営業の現場を良くする目的が先にあり、提供の形は問いません。インターネット越しに借りるかどうかとは、別の軸の言葉でした。
この問題の用語
- ERP会計や人事、生産といった社内の業務データを一つにまとめて管理するしくみです。部門ごとにばらばらだった情報を、全社で共有できます。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問26
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