平成25年度 春期 (特別措置試験) 問39
プロジェクトマネジメント
複数のプロジェクト間の調整や各プロジェクトのマネジメントを支援する組織のことをプロジェクトマネジメントオフィスという。プロジェクトマネジメントオフィスの役割に関する記述 a〜c のうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
〔選択肢の材料〕
a 個々のプロジェクトに対して資金などの財政的な支援を行う。
b 担当要員の調整など,組織の共有資源の最適化を行う。
c プロジェクトマネージャの作業を支援する。
- アa, b
- イa, b, c
- ウb, c
- エc
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✓ これが正解ウb, c
解説
設問が定義を書いている問は、その定義に照らすだけです。
設問の中に、プロジェクトマネジメントオフィスの役目が二語で書かれています。一つはプロジェクトどうしの調整で、もう一つは支援でした。担当する人の割り振りを整える材料は、調整に当たります。組織で分け合う資源を、最も良い形に配る仕事です。取りまとめ役の作業を助ける材料は、支援に当たります。だから、この二つを挙げた組が当たります。二語に当たらない材料が一つあり、お金の面で支えるというものです。資金を出すのは、出資して後ろ盾になる立場の役目です。この組織は事務を引き受ける側であって、財布ではありません。三つを全部挙げた組は、財布の役目まで拾っています。お金と割り振りを挙げた組も、同じく財布を含んでいます。助ける材料だけを挙げた組は、調整の側を落としました。設問の二語と材料の語を突き合わせれば、迷いません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アa, b:お金の支えと、割り振りの整えを挙げています。後半は設問の調整という語に当たります。前半だけが余っています。ところが前半は、後ろ盾になる立場の役目でした。資金の手当てを問われたなら、そちらが答えです。財布を含んでいます。
- イa, b, c:三つを全部挙げています。お金の支えまで役目に数えてしまっています。設問に無い役目を足しています。事務を引き受ける立場でした。設問には調整と支援の二語しかありません。全部を選ぶ形は、いちばん多い取りこぼしです。一つ余分です。
- エc:助ける材料だけを挙げています。支援という語には確かに当たっています。もう一つの語が残っています。調整の材料を拾えていません。二語のうち、片方しか満たしていません。支援だけを問われたなら、この組で足ります。一つ足りません。
この問題の用語
- 組織目的を果たすために、人が役割を分けて集まったまとまりのことです。分け方には機能別、事業部制、マトリックスなどの形があります。
- プロジェクトマネジメント期限のある一回限りの活動を目的どおりに終わらせるための管理。作業を分けて洗い出し、日程や費用や人の計画を立てて進めます。
- プロジェクトマネージャプロジェクトの計画と実行に責任をもつ立場の人のことです。目標の達成に向けて、範囲や日程、費用、品質、人などをまとめて管理します。
- 作業工程を組み立てる、一つひとつの仕事の単位のことです。開始と終了、所要日数をもち、順序をつないで全体の日程を作ります。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問39
同じ用語が出る問題
- 令和8年度 問39:WBSの説明(プロジェクトマネジメント)
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