平成27年度 秋期 (特別措置試験) 問23
ビジネスインダストリ
CADを活用した業務改善の事例
CADを活用した業務改善の事例として,適切なものはどれか。
- ア商品に IC タグを取り付け,出荷監視することによって,在庫管理を自動化する。
- イ生産ラインに温度センサを設置し,温度監視を行って,生産に適した温度が維持されるように制御する。
- ウ設計情報をデータベース化しておき,設計図面を共有・再利用する。
- エロボットを利用して生産ラインを自動化し,工場を無人化する。
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✓ これが正解ウ設計情報をデータベース化しておき,設計図面を共有・再利用する。
解説
綴りの三文字目のほうが、そのまま答を決めてしまいます。
三文字の略語の、最後の一文字が設計という意味の語です。だから肢の中に設計という言葉があるものを探せば、それで決まります。同じ形の兄弟が二つあり、最後の文字が製造なら作るほうを支え、工学なら解析や模擬実験のほうを支えます。三文字目で分かれる組です。ここで気をつけたいのは、外れる三つも本当に業務の改善だという点です。タグを貼り替えて在庫を数える話も、温度を測って調節する話も、人手を使わずに作る話も、それぞれ現場では役に立っています。間違っているのは中身ではなく、名前との対応のほうです。問われているのがCADで、シラバスはエンジニアリングシステムの代表として項の中に名指しで挙げています。名前との対応だけを見る型なので、事例の中身が正しいかどうかは問われていません。外れる三つも、本当の改善にあたります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア商品に IC タグを取り付け,出荷監視す…:タグを付けて在庫を数える話です。別の技術の事例で、設計を支える道具の話ではありません。シラバスでは別の中分類の用語例に置かれています。
- イ生産ラインに温度センサを設置し,温度監視…:温度を測って一定に保つ話です。工場の自動制御にあたるので、図面を扱う道具とは受け持ちが違います。シラバスにこの語はありませんが、同じ節の工場の情報システムの並びに近い考え方が置かれています。分野としては、すぐ隣にあたります。
- エロボットを利用して生産ラインを自動化し,…:人手を使わずに作る話です。三文字目が製造にあたる兄弟の側なので、名前を一文字だけ取り違えると当たってしまいます。三文字目だけが違う兄弟の側です。設計を表す三文字目の一語だけで見分けます。
この問題の用語
- 改善悪いところを直して、より良い状態にすること。一度で終わらせず、計画・実行・評価・見直しを繰り返して続けるのが基本です。
- 監視機器や利用者の動きを継続して見て、記録に残しておくこと。稼働状況や性能を見張り、異常に早く気づいて対応するために行います。
- データベースたくさんのデータを決まった形で貯め、探したり書き換えたりできるようにした仕組み。多くの人が同時に使うことを前提にしています。
- ボット人に代わって決まった作業を自動でこなすプログラムのことです。攻撃者の指示で動くよう乗っ取られた機器やプログラムを指すこともあります。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問23
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