平成28年度 秋期 (特別措置試験) 問77
データベース
DBMSに備わる機能
次のa〜dのうち,DBMSに備わる機能として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- a ウイルスチェック
- b データ検索・更新
- c テーブルの正規化
- d 同時実行制御
- アa,b,c
- イa,c
- ウb,c,d
- エb,d
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✓ これが正解エb,d
解説
道具が自分でやることと、人が決めることを分けて読みます。
データベースを扱う道具に何ができるかを訊いています。分けるときの軸は、それを道具が自分でやってくれるのか、それとも人が考えて決めることなのか、という一本です。表の形を整えることは、どういう欄をどう分けるかという設計の判断なので、人がやります。道具は言われたとおりに入れ物を作るだけで、よい形かどうかを判断してくれません。同じ分野の言葉であることと、その道具の働きであることは別です。もう一つ、まったく別の分野から紛れ込んでいるものがあります。それを外すと二つの肢が消え、設計の判断を外すともう一つ消えるので、二回の判断で残りが決まります。正規化は人が設計で決めることで、同時実行制御は DBMS が引き受けることです。排他制御という別名でも同じものを指すので、二つの言い方を対にしておきます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アa,b,c:中心の働きに、別の分野のものと設計の判断にあたるものを足した組です。読み出しと書き換えは入っていますが、道具の働きでないものが二つも混ざっているので、組としては成り立ちません。別の分野のものが一つでも混ざった時点で、組そのものが成り立たなくなってしまいます。
- イa,c:別の分野のものと、設計の判断にあたるものだけを組にしています。道具が自分でやってくれることが一つも入っておらず、外し方としては最も遠い肢です。外し方としては、四つの中でもいちばん遠いところに立っている組になります。
- ウb,c,d:中心の働きは二つ入っていますが、設計の判断にあたるものが混ざっています。同じ分野の言葉なので機能だと読みやすく、最も紛らわしい組です。人がやるか道具がやるかで切ると外れます。設計の判断が一つ混ざっているのが、この組の弱点です。
この問題の用語
- DBMSデータベースを管理するソフト。複数の処理が同じデータを同時に更新しても矛盾しないよう、排他制御などを行います。
- 排他制御同じデータを同時に更新しても、矛盾が起きないようにする仕組みです。先の処理が終わるまで、後の処理を待たせて防ぎます。
- ウイルスほかのプログラムに入り込んで増える、不正なプログラムです。単独で動くトロイの木馬や、自ら広がるワームとは区別されます。
出典:平成28年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問77
同じ用語が出る問題
- 令和8年度 問56:チェックポイントの説明(DBMS)
- 令和7年度 問82(DBMS)
- 令和7年度 問65(DBMS)
- 令和6年度 問74:トランザクション処理に関する記述(排他制御)
- 令和5年度 問66:コミットの説明(排他制御)
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