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第37回 問題91

生活支援技術

次の記述のうち,パーキンソン病(Parkinson disease)で上肢の震えはあるが,自力摂取が可能な利用者の食事の介護として,最も適切なものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解2片側の縁が高くなっている皿を準備する。

解説

片側の縁が高い皿なら、手が震えても食べ物をすくいやすくなります。

パーキンソン病では、安静時の手の震え(振戦)や、動きが小さく遅くなるといった症状がみられます。この利用者は上肢に震えがあるものの、自分で食べることはできる状態です。そこで、自力摂取の力を生かしたまま、震えのために食べ物をすくいにくい、こぼしやすいという困りごとを補う工夫を選びます。

アイスマッサージは、冷たい刺激で飲み込みの反射を促す方法で、行うなら食事の前です。上半身を後ろに倒すと、食べ物がのどへ流れ込みやすくなり誤嚥の危険が増します。食器の位置を説明する工夫は、見えにくさがある人に向いた方法です。踵を浮かせると足の裏が床につかず、座った姿勢が不安定になります。

片側の縁が高くなっている皿は、縁が壁の役目をして、スプーンで食べ物を寄せてすくいやすくなります。手が震えても皿の外にこぼれにくく、自分で食べ続けやすくなります。したがって、この皿を準備する対応が最も適切です。自助具の問いでは、困りごとが手の動きなのか、飲み込みなのか、見え方なのかを見極め、それに直接効く道具を選ぶと整理できます。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第37回 介護福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題91。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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