第111回 午後 問7
必修問題
発達課題で善悪の区別を学習するの
ハヴィガースト, R. J.の発達課題で善悪の区別を学習するのはどれか。
- 1乳幼児期
- 2児童期
- 3青年期
- 4中年期
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✓ これが正解1乳幼児期
解説
ハヴィガーストは善悪の区別の学習を、乳幼児期の発達課題に挙げています。
ハヴィガースト, R. J.は、人生の各時期に達成することが望ましい課題を発達課題としてまとめました。ある時期の課題をうまく達成すると次の時期の課題にも取り組みやすくなり、達成できないと後の発達に困難が生じやすい、という考え方です。
乳幼児期の発達課題には、歩くことや話すこと、固形の食べ物をとること、排泄の習慣を身につけること、性の違いを知ること、そして善悪の区別を学び良心を発達させ始めることが含まれています。善悪の区別は、しつけを通して親から何をしてよく何をしてはいけないかを学ぶ幼い時期の課題として位置づけられています。
なお、この問は厚生労働省の公表で、問題として適切だが必修問題としては妥当でないとされ、正解した受験者だけを採点の対象とする扱いになりました。覚え方は、乳幼児期は生活の基本と善悪の芽生え、児童期は学校での技能と仲間づくり、青年期は自立と価値観、中年期は社会的責任と次世代、と時期の特徴で整理することです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2児童期:児童期の発達課題は、読み・書き・計算の基礎的な技能を身につけることや、同年代の仲間とうまく付き合うことが中心です。善悪の区別を学び始める課題は、それより前の乳幼児期に置かれています。
- 3青年期:青年期の発達課題は、両親から情緒的に自立すること、職業を選び準備すること、行動の指針となる価値観を身につけることなどです。善悪の区別を初めて学ぶ段階ではありません。
- 4中年期:中年期の発達課題は、大人としての社会的責任を果たすこと、十代の子どもが大人になるよう助けること、生理的な変化を受け入れることなどです。善悪の区別の学習とは時期が合いません。
出典:第111回 看護師国家試験 午後(厚生労働省)問7(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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