過去問解きまくり研究所 ホーム

第111回 午後 問46

成人看護学

HIV〉感染症で正しいの

ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉感染症で正しいのはどれか。

答えと解説を見る

✓ これが正解2無症候期がある。

解説

HIV感染症では、感染後に症状のない無症候期が長く続きます。

ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉は、遺伝情報としてRNAをもつレトロウイルスの仲間で、免疫の司令塔の役割をもつCD4陽性Tリンパ球に感染し、これを徐々に減らしていきます。

HIVに感染すると、数週間のうちに発熱などのかぜに似た症状が出る急性期があり、その後、症状がほとんどない無症候期に入ります。無症候期は長い年月続くことがありますが、その間もウイルスは増え続け、CD4陽性Tリンパ球は少しずつ減っていきます。免疫の働きが大きく低下すると、ふだんは問題にならない病原体による日和見感染症などが現れ、後天性免疫不全症候群〈AIDS〉と呼ばれる状態になります。設問の中では、無症候期があるという記述が正しいものです。

感染経路は、性的接触、血液を介した感染、母子感染の3つです。覚え方は、RNAのウイルスがCD4のT細胞を壊し、長い無症候期を経てAIDSへ、と流れでつなぐことです。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第111回 看護師国家試験 午後(厚生労働省)問46(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)