第112回 午前 問34
健康支援と社会保障制度
医療計画に関する問題
医療計画について正しいのはどれか。
- 1基準病床数を定める。
- 25年ごとに見直しを行う。
- 3特定機能病院の基準を定める。
- 4一次、二次および三次医療圏を設定する。
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✓ これが正解1基準病床数を定める。
解説
医療計画では基準病床数を定めます。
医療計画は、都道府県が医療法に基づいて、地域の実情に合わせた医療提供体制を整えるために定める計画です。病床の整備の単位となる区域(医療圏)の設定、病床の数の基準、がんや脳卒中などの疾病・事業ごとの医療連携体制などを盛り込みます。
このうち基準病床数は、医療圏ごとに整備すべき病床の数の基準で、医療法の定めにより医療計画に記載する事項とされています。病床数がこの基準を超えている地域では、新たに病院を開いたり病床を増やしたりすることが制限されることがあり、病床が偏らないように調整する役割を果たします。見直しの周期、医療圏の段階、特定機能病院の決め方は、いずれも選択肢の記述と実際の仕組みが合いません。
覚え方: 医療計画は都道府県が6年ごとに見直し、二次・三次医療圏と基準病床数を定めると、主体・周期・中身の3つをまとめて覚えましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 25年ごとに見直しを行う。:医療計画の見直しは、出題当時の医療法で6年ごとと定められています(在宅医療などの一部の事項は3年ごとに調査・評価)。5年ごととしていたのは以前の仕組みです。
- 3特定機能病院の基準を定める。:特定機能病院は、高度な医療を提供する病院として、医療法と省令の要件をもとに厚生労働大臣が承認します。その基準を都道府県の医療計画が定めるわけではありません。
- 4一次、二次および三次医療圏を設定する。:医療計画で区域を設定するのは、病床の整備の単位となる二次医療圏と、それを合わせた三次医療圏です。身近な医療を担う一次医療圏は、医療法で計画に定める区域とはされていません。
出典:第112回 看護師国家試験 午前(厚生労働省)問34(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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