第113回 午後 問2
必修問題
食事摂取基準に関する問題
日本人の食事摂取基準(2020年版)に示されている、18〜49歳女性(月経あり)の鉄摂取推奨量はどれか。
- 15.5 mg/日
- 210.5 mg/日
- 315.5 mg/日
- 420.5 mg/日
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✓ これが正解210.5 mg/日
解説
2020年版の18〜49歳女性(月経あり)の鉄の推奨量は10.5 mg/日です。
鉄は赤血球のヘモグロビンの材料になるミネラルで、不足すると鉄欠乏性貧血の原因になります。日本人の食事摂取基準(2020年版)では、18〜49歳の女性で月経がある場合の鉄の推奨量は10.5 mg/日とされています。推奨量とは、その集団のほとんどの人が必要量を満たすと推定される1日の摂取量のことです。
判断の軸は、月経のある女性は月経血によって鉄を失うぶん、男性や月経のない女性より多くの鉄が必要になるという点です。食事摂取基準では、月経のない場合の値に、月経で失われる量を上乗せして推奨量を決めています。その結果が10 mg台の前半という値になります。
覚え方: 月経のある成人女性の鉄の推奨量は10.5 mg/日と、10を少し超える値で押さえておくと、半分程度や倍近い値を外せます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 15.5 mg/日:5.5 mg/日は、月経血として失われる鉄を補うには足りない量です。月経のある女性は損失分を上乗せして推奨量が決められているため、これほど低い値にはなりません。
- 315.5 mg/日:15.5 mg/日は、2020年版が示す月経のある18〜49歳女性の推奨量10.5 mg/日を5 mg上回ります。損失分を上乗せしても、成人女性の推奨量はこの高さには設定されていません。
- 420.5 mg/日:20.5 mg/日は、推奨量10.5 mg/日のおよそ2倍にあたる量です。鉄はとりすぎると体に害が出るため上限の量も決められており、日々の推奨量としては大きすぎます。
出典:第113回 看護師国家試験 午後(厚生労働省)問2(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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