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第114回 午後 問15

必修問題

喀血を症状とする疾患

喀血を症状とする疾患はどれか。

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✓ これが正解1結核

解説

喀血は気道や肺からの出血で、肺結核の症状の一つです。

喀血とは、気管・気管支や肺など下気道から出た血液を、咳とともに口から吐き出すことです。消化管から出血した血液を口から吐く吐血とは、出血している場所が違います。

結核は結核菌が肺に感染して病巣をつくる病気で、組織が壊れて空洞ができると、その壁の血管から出血して喀血を起こすことがあります。長引く咳や痰、微熱、体重減少などと並ぶ肺結核の症状です。胃潰瘍の出血は上部消化管からの出血なので、口から出るときは吐血となり、黒色の便(タール便)も見られます。大腸癌の出血は下部消化管からで、血便や便潜血として現れます。敗血症は感染症によって全身の臓器の働きが障害される状態で、喀血を特徴とする疾患ではありません。

したがって結核が正解です。喀血は呼吸器、吐血は上部消化管、血便は下部消化管と、出血の場所によって症状の名前が変わることを押さえておきましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第114回 看護師国家試験 午後(厚生労働省)問15(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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