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第114回 午後 問78

人体の構造と機能

ケトン体の供給源となるの

術後の回復過程でエネルギー不足の場合にケトン体の供給源となるのはどれか。

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✓ これが正解3脂肪酸

解説

エネルギー不足のときケトン体は脂肪酸から作られます。

手術後は絶食やからだの消耗によりエネルギーが不足しがちです。糖が足りないと、からだは脂肪組織にたくわえた脂肪を分解してエネルギー源にします。脂肪は分解されると脂肪酸とグリセロールになり、脂肪酸は肝臓に運ばれてβ酸化という過程で分解され、アセチルCoAが作られます。

糖が不足しているとアセチルCoAがエネルギーを作る回路で使い切れず、肝臓でケトン体(アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸、アセトン)に作り替えられます。ケトン体は血液に乗って脳や筋肉に運ばれ、糖の代わりのエネルギー源になります。ただし増えすぎると血液が酸性に傾くことがあります。

以上から、脂肪酸が正解です。糖が足りないとき、脂肪から脂肪酸、肝臓でケトン体、という流れで覚えておくと、飢餓や糖尿病の場面でも応用できます。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第114回 看護師国家試験 午後(厚生労働省)問78(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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