令和元年度 秋期 午前Ⅱ 問13
ネットワーク応用
FTPに関する問題
FTP を使ったファイル転送でクライアントが使用するコマンドのうち,データ転送用コネクションをクライアント側から接続するために,サーバ側のデータ転送ポートを要求するものはどれか。
- アACCT
- イMODE
- ウPASV
- エPORT
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✓ これが正解ウPASV
解説
PASV はサーバ側の待受けポートを求め、クライアントから接続します。
FTP は、コマンドをやり取りする制御用のコネクションと、ファイルを運ぶデータ転送用のコネクションを別々に張ります。データ転送用をどちらから接続するかで方式が分かれます。PASV コマンドを送ると、サーバは待ち受けるデータ転送用のポート番号を応答で知らせ、クライアントはそのポートへ自分から接続します。これがパッシブモードで、クライアント側にファイアウォールや NAPT があっても通しやすい方式です。PORT と PASV は、データ転送用の接続を誰が始めるかが逆になる対の関係として覚えると、取り違えにくくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アACCT:ACCT は、ログインのあとでアカウント情報を送るためのコマンドです。利用者の識別に関わるもので、データ転送用のポートを要求したり、接続の向きを決めたりするものではありません。
- イMODE:MODE は、ストリームやブロックなど、データを送るときの転送モードを指定するコマンドです。データの送り方の形式を決めるもので、サーバ側のポートを要求する働きはありません。
- エPORT:PORT は、クライアントが自分の待ち受けるアドレスとポート番号をサーバに知らせるコマンドです。この場合はサーバ側から接続してくるので、クライアントから接続するという条件とは向きが逆です。
この問題の用語
- ポート番号同じ機器の中で、どの用途の通信かを見分けるための番号。住所が建物にあたるなら、これは部屋番号にあたります。
出典:令和元年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問13
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