令和7年度 秋期 午前Ⅱ 問11
プロジェクトのコミュニケーション
5W1Hに関する問題
表は,プロジェクトのコミュニケーション計画において作成した“会議体の一覧”である。5W1Hの指針に照らしたときに,不足している項目はどれか。
〔会議体の一覧〕
| 名称 | 目的 | 内容 | 開催日 | 形式 | 場所 |
|---|---|---|---|---|---|
| プロジェクト内定例報告会 | プロジェクトチーム内での情報共有 | プロジェクトの進捗と課題の状況を確認する | 毎週木曜日 | 対面 | 自社会議室 |
| 顧客定例報告会 | 顧客との情報共有 | プロジェクトの進捗と課題の状況を報告する | 毎週金曜日 | Web | 自社会議室,顧客会議室 |
| ステアリングコミッティ | プロジェクトの重要な意思決定 | 重要な課題や問題を報告し,方針を決定する | 意思決定が必要なとき | 対面 | 自社役員会議室 |
- ア会議室の利用料
- イ重要度
- ウ主催者及び参加者
- エ成果物
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✓ これが正解ウ主催者及び参加者
解説
5W1Hのうち誰がに当たる、主催者と参加者の列が欠けています。
5W1Hは、なぜ(Why)、何を(What)、いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、どのように(How)の六つの観点で、計画に抜けがないかを確かめる指針です。会議体の一覧の列を当てはめると、目的がなぜ、内容が何を、開催日がいつ、場所がどこで、形式がどのように、に対応します。残る誰が、に当たる列が一覧にありません。会議体では、誰が主催し誰が参加するかが決まっていないと、招集も意思決定も進みません。したがって不足している項目は主催者及び参加者です。表の列を六つの観点に一つずつ割り当て、割り当ての無い観点を探すと、不足をすばやく見つけられます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア会議室の利用料:会議室の利用料は費用を表す情報で、5W1Hの六つの観点のどれにも当たりません。いくらかかるかは別の観点を加えた枠組みで扱うものであり、この一覧で不足している項目としては不適切です。
- イ重要度:重要度は会議体の優先順位を示す情報ですが、5W1Hの観点には含まれません。目的や内容の列から重要さを読み取ることもでき、六つの観点で欠けている項目とは言えません。
- エ成果物:成果物は会議の結果として得られるもので、5W1Hの観点そのものではありません。何を扱うかという観点はすでに内容の列で表されているので、不足している観点には当たりません。
この問題の用語
- プロジェクトある目的のために期間を決めて行う、一回限りの活動。決算処理のように同じ手順を繰り返す定常業務とは区別されます。
- 重要度物事がどれだけ大切かを表す度合いのことです。要求や情報資産、障害などに付け、対応の順番や守り方の強さを決める目安にします。
出典:令和7年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問11
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