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第58回 午前 問59

解剖学

筋腹を触知できる筋

皮下組織の直下に筋腹を触知できる筋はどれか。

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✓ これが正解2深指屈筋

解説

深指屈筋は前腕の尺側で皮下のすぐ下に筋腹を触れられます。

筋を体の表面から触れるときは、その筋の上にほかの筋が重なっているかどうかが決め手になります。深い層にある筋でも、ほかの筋に覆われていない場所があれば、そこで皮下組織の直下に筋腹を触れることができます。

深指屈筋は前腕の屈筋の中で最も深い層にある筋ですが、前腕の尺側では尺骨の内側の縁に沿って筋腹がほかの筋に覆われずに出ている部分があり、皮膚の上から触れることができます。指を曲げ伸ばしすると、その部分で筋の収縮を確かめられます。したがって、深指屈筋が正解です。

棘上筋は僧帽筋に、方形回内筋は前腕の屈筋の腱に、中間広筋は大腿直筋に、後脛骨筋は下腿三頭筋などに覆われていて、筋腹は皮下のすぐ下にはありません。深い筋でも覆う筋の切れ目を探す、という見方で触診の問題を考えると整理しやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第58回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問59(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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