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第58回 午後 問65

生理学

副交感神経の作用で抑制されるの

副交感神経の作用で抑制されるのはどれか。

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✓ これが正解3房室伝導速度

解説

副交感神経は房室伝導を遅くし、心拍のリズムを落ち着かせます。

この問は、副交感神経が各臓器にどう働くかを、交感神経と対にして整理できているかで判断します。副交感神経は、休息や消化、エネルギーをためる方向に体を整える神経です。

心臓では、副交感神経の迷走神経の枝がアセチルコリンを放出し、洞房結節の興奮の頻度を下げて心拍数を減らすとともに、房室結節での興奮の伝わり方を遅くします。そのため、副交感神経の作用で抑制されるのは房室伝導速度です。

消化の面では、副交感神経は膵液の分泌を高め、腸や直腸の平滑筋の収縮を強めて排便を進めます。呼吸の面では、気管支の平滑筋を収縮させて気道を狭くします。エネルギーの面では、肝臓などでのグリコーゲン合成を進め、糖を蓄える側に働きます。休んで消化して蓄えるのが副交感神経、と全体の方向を決めておくと、それぞれの臓器での作用を逆算しやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第58回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問65(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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