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第58回 午後 問68

生理学

排便機構で正しいのはどれか。

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✓ これが正解3直腸の収縮はアセチルコリンで促進される。

解説

直腸の平滑筋は、副交感神経のアセチルコリンで収縮が促されます。

この問は、排便に関わる神経と筋の働き、大腸の運動の種類を整理できているかで判断します。

直腸の平滑筋は、仙髄から出る副交感神経の骨盤神経に支配されています。骨盤神経の終末からはアセチルコリンが放出され、直腸の平滑筋を収縮させて便を押し出す方向に働きます。直腸の収縮がアセチルコリンで促進されるという記述は正しいです。

ほかの記述は、便意の起点、運動の種類、括約筋の支配、内容物の性状のいずれかを取り違えています。便意は、便が直腸に入って直腸の壁が引き伸ばされることで生じます。外肛門括約筋は自分の意思で締める骨格筋で、陰部神経の支配です。大腸の内容物は、上行結腸ではまだ水分が多く、下行結腸からS状結腸へ進むにつれて固くなります。排便に関わる筋を、意思で動かせない内側と、意思で動かせる外側に分けて、神経と対にして覚えると整理しやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第58回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問68(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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