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第59回 午前 問28

臨床医学

認知症の周辺症状

認知症の周辺症状はどれか。

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✓ これが正解3夜になると家の中を歩き回る。

解説

夜に家の中を歩き回る徘徊は、認知症の周辺症状にあたります。

認知症の症状は、中核症状と周辺症状に分けて考えます。中核症状は、脳の神経細胞が障害されることで直接起こる症状で、記憶障害、見当識障害(日時や場所が分からなくなること)、失語、失行、失認、遂行機能障害などがあります。周辺症状は、BPSD(認知症の行動・心理症状)とも呼ばれ、中核症状に本人の性格や体調、環境などが重なって起こる、徘徊、興奮、妄想、抑うつ、睡眠の乱れなどの症状です。

夜になると家の中を歩き回るのは徘徊にあたり、昼夜のリズムの乱れや不安、環境などが影響して起こる行動の症状です。中核症状に周りの要因が加わって現れるので、周辺症状として正しいものです。周辺症状は環境の調整や関わり方の工夫で和らぐことがある点も、中核症状との違いです。

ほかの記述は、日付が分からない、道具が使えない、食べたものを思い出せない、物の名前が言えないという、脳の障害から直接起こる中核症状です。覚え方は、できなくなることは中核症状、行動や気持ちに表れることは周辺症状、と分けることです。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第59回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問28(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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