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第59回 午後 問32

運動学

内側型変形性膝関節症に関する問題

内側型変形性膝関節症における歩行の特徴で正しいのはどれか。

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✓ これが正解5床反力前後成分は小さくなる。

解説

痛みで歩行が遅く慎重になり、床反力の前後成分は小さくなります。

内側型変形性膝関節症では、膝の内側の痛みと可動域の制限のため、歩き方が慎重でゆっくりになります。歩行速度が落ちると、一歩ごとに体を前へ加速したり止めたりする力が小さくてすむため、床反力のうち前後方向の成分(ブレーキと推進の力)は小さくなります。したがって、床反力前後成分が小さくなるという記述が正しいといえます。

ほかの肢は、遅く慎重な歩き方の特徴と逆の方向を述べています。痛む脚にかかる時間を減らし安定を得ようとするため、両足で支える時間はむしろ長くなり、歩幅が小さくなることで骨盤や股関節の動きも小さくなる傾向があります。横方向の足の間隔を狭めて不安定にする変化も、この疾患の歩行の特徴として挙げられるものではありません。

痛む膝をかばう歩行は、遅く、小さく、慎重になる、と全体像をつかんでおくと、個々の指標の増減を判断しやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第59回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問32(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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