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第60回 午前 問62

生理学

タイプⅠ筋線維の特徴

タイプⅡ筋線維と比較した場合のタイプⅠ筋線維の特徴はどれか。

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✓ これが正解1発生張力が弱い。

解説

タイプⅠ筋線維は、タイプⅡより発生張力が弱いのが特徴です。

骨格筋の筋線維は、収縮の速さと代謝の性質によって、タイプⅠ(遅筋線維)とタイプⅡ(速筋線維)に分けられます。タイプⅠ筋線維はゆっくり収縮し、酸素を使ってエネルギーを作る能力が高く、疲れにくいのが特徴です。そのためにミトコンドリアが多く、酸素を蓄えるミオグロビンを多く含み、赤く見えることから赤筋とも呼ばれます。一方で、線維の径は細く、発生する張力は小さめです。タイプⅡ筋線維は速く強く収縮できますが、疲れやすい性質を持ちます。

このため、タイプⅠ筋線維はタイプⅡと比べて発生張力が弱いといえます。残りの記述は、線維の太さや有酸素の代謝に関わる性質を、タイプⅡの側の特徴と入れ替えて書いたものです。

したがって、タイプⅠ筋線維の特徴は発生張力が弱いことです。タイプⅠは遅い・赤い・疲れにくい・力は弱め、タイプⅡはその反対、と対で覚えておくと取り違えません。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第60回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問62(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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