過去問解きまくり研究所 ホーム

第60回 午前 問95

運動学

運動学に関する問題

高齢者の歩行の特徴で正しいのはどれか。

答えと解説を見る

✓ これが正解2歩幅の減少

解説

高齢者の歩行では歩幅が減少し、歩行速度が遅くなります。

高齢者の歩行は、筋力やバランス能力の低下、関節の動きの減少などを背景に、安定性を重視した歩き方に変わります。代表的な変化が歩幅の減少で、1歩の幅が小さくなることで歩行速度も遅くなります。また、転倒を防ぐために左右の足の間隔(歩隔)を広げ、両足が床に着いている両脚支持期を長くして、体を安定させようとします。

残りの記述は、この安定を求める変化の向きを逆にとらえたもので、歩隔、歩行率、遊脚期、両脚支持期のいずれも、実際の高齢者の歩き方とは合いません。

したがって、高齢者の歩行の特徴で正しいのは歩幅の減少です。高齢者の歩行は小さく広く慎重に、つまり歩幅は小さく、歩隔は広く、両脚支持期は長く、と覚えておくと誤答を見分けやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第60回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問95(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)