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第60回 午前 問98

臨床医学

複雑部分発作に関する問題

複雑部分発作〈焦点意識減損発作〉を起こして自宅室内を徘徊しているてんかん患者に対して、まず行うのはどれか。

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✓ これが正解3周囲の危険物を取り除く。

解説

発作中はまず周囲の危険物を取り除き、安全を確保します。

複雑部分発作〈焦点意識減損発作〉は、脳の一部から始まる発作のうち、意識が損なわれるものです。本人は周りの状況が分からないまま、口をもぐもぐさせる、服をまさぐる、歩き回るといった動作(自動症)をすることがあり、通常は数分以内に治まります。この発作に居合わせたときは、本人の動きを無理に止めず、けがをしないように周りの安全を確保し、発作の様子と時間を観察しながら見守ることが基本です。

残りの対応は、最初にすることとしては早すぎるもの、本人を危険にさらすもの、けがや窒息の原因になるもので、いずれもまず行う対応としては適切ではありません。

したがって、まず行うのは周囲の危険物を取り除くことです。発作のときは止めずに守る、つまり危険を遠ざけて見守り、時間を確かめる、と覚えておくと対応を選びやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第60回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問98(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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