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第60回 午後 問51

生理学

骨代謝で正しいのはどれか。

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✓ これが正解1骨芽細胞が分化して骨細胞になる。

解説

骨芽細胞は、骨基質に埋まると骨細胞に分化します。

骨は、作る働き(骨形成)と壊す働き(骨吸収)が絶えず繰り返され、少しずつ入れ替わっています(骨のリモデリング)。骨形成を担うのが骨芽細胞、骨吸収を担うのが破骨細胞で、両者のバランスで骨の量が保たれます。

骨芽細胞は、骨の材料となるコラーゲンなどの骨基質を作り、そこにカルシウムなどを沈着させます。自分が作った骨基質の中に埋まり込んだ骨芽細胞は、骨細胞に分化し、細い突起で互いにつながって、骨にかかる力を感じ取る役目を果たします。この記述が正しいものです。

他の記述は誤りです。破骨細胞は血液の細胞と同じ造血幹細胞(単球・マクロファージの系統)から生まれ、骨芽細胞のような間葉系幹細胞の由来ではありません。骨粗鬆症は骨吸収が骨形成を上回って骨が減る病気です。副甲状腺ホルモンは主に骨吸収を促して血中のカルシウムを上げます。骨に負荷がかかると骨形成が促され、骨は強くなります。

したがって、正しい記述は骨芽細胞が分化して骨細胞になるという肢です。作る細胞と壊す細胞の由来と働きを組で覚えておきましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第60回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問51(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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