第60回(午後)|理学療法士国家試験
この回には 92問あります。
この回の出題の内わけ
この回は 8科目にわたって出ています。いちばん多いのは臨床医学(35問)です。
この回で出た問題
- 問180歳の女性。右変形性股関節症に対し人工関節全置換術を施行。1週間が経過し、歩行器での移動が可能となった。本症例にDanielsらの徒手筋力テストに基づき、左中殿筋の段階4の評価を行う。適切な測定はどれか。
- 問470歳の女性。急性心筋梗塞で入院した。身長160 cm。体重70 kg。安静時心拍数70/分。安静時血圧130/70 mmHg。心臓超音波検査にて低左心機能(LVEF<40%)が指摘されている。Karvonen法(k=0.5)を用いて計算した全身持久力運動の目標心拍数で正しいのはどれか。
- 問5関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準1995年)に従って図のように背臥位で右股関節の可動域を測定する。正しいのはどれか。
- 問65歳の男児。脳性麻痺による痙直型四肢麻痺である。背臥位で図のような姿勢を示す。影響しているのはどれか。
- 問730歳の男性。右腱板損傷の修復術後6か月。図に示す方法で等張性筋力増強運動を行っている。このトレーニングで対象となる筋はどれか。
- 問832歳の男性。交通事故で4週前に右大腿骨を図のように遠位部で切断した。今後、大腿義足を作製する。切断側の身体計測で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 問920歳の男性。1か月前に転倒し、疼痛は軽減したが右膝関節の不安定感があり来院した。実施した検査を図に示す。この検査の対象はどれか。ただし、矢印は検査者が力を加えた方向を示す。
- 問1070歳の男性。食道癌術後に集中治療室に入室中。積極的に離床を行ってもよいのはどの場合か。
- 問1170歳の男性。Parkinson病。Hoehn&Yahrの重症度分類ステージⅢ。歩行時にたびたびすくみ足や小刻み歩行からの突進を生じる。この患者の歩行練習で適切なのはどれか。
- 問1258歳の男性。胸髄の脊髄腫瘍摘出術後、両下肢に明らかな運動麻痺、表在感覚障害はないが、深部感覚に重度鈍麻がみられた。開眼すると立位保持可能だが、閉眼するとふらついて倒れそうになる。また、歩行時にもふらつきがあり、踵打歩行が認められる。運動療法で適切なのはどれか。
- 問1315歳の女子。検診で体幹前屈による肋骨の突出を認め受診した。レントゲン検査で胸椎に30度のCobb角を認めた。処方された体幹装具を図に示す。この装具の名称はどれか。
- 問1475歳の男性。間質性肺疾患で入院中。安静時も頻呼吸で、頸部の呼吸補助筋活動が亢進し、吸気時の胸骨上切痕および鎖骨上窩の陥凹を認める。この患者に対する理学療法で最も適切なのはどれか。
- 問1525歳の女性。1か月ほど前から熱いラーメンを吹いて冷ましていると右の手足に力が入らなくなる症状が数分続くことがあったが、その後回復したため様子を見ていた。数日前にも同様の症状があり、心配になり病院を受診した。既往歴に特記すべきことはない。脳血管造影検査の正面像および側面像(別冊No. 2)を別に示す。この患者で疑う疾患はどれか。
- 問1675歳の男性。糖尿病性腎症のため維持血液透析中。この患者の運動耐容能を評価する検査はどれか。
- 問17介護予防事業におけるスクリーニングテストを図に示す。このテストで確認可能なのはどれか。
- 問1877歳の女性。自宅で転倒し救急車で搬入。右大腿骨頸部骨折に対し、人工骨頭置換術が施行された。術後の右股関節は背臥位で外旋位を呈していた。翌日に患者が右足の筋力低下を訴えたため、MMTを評価したところ右足関節背屈筋0であった。右足関節背屈筋力低下に対する物理療法で適切なのはどれか。
- 問1962歳の男性。転倒し前額部を強打し、脊髄損傷と診断された。受傷後3日目のkey muscleのMMTは両側三角筋4、肘屈筋5、肘伸筋2、手関節背屈筋3、中指末節屈筋0、小指外転筋0、下肢筋0。両側乳頭部以下の触覚と痛覚は脱失。肛門の随意収縮と感覚は保たれていた。この患者のASIA機能障害尺度[ASIA Impairment Scale〈AIS〉]はどれか。
- 問21CBRマトリクスに含まれる項目はどれか。2つ選べ。
- 問22要介護者を対象としたケアプラン第1表に記載される項目はどれか。
- 問23国際疾病分類はどれか。
- 問24診療報酬は通常何年ごとに改定されるか。
- 問25短下肢装具で自立歩行が可能な二分脊椎児。該当する機能残存レベルの上限はどれか。
- 問26褥瘡の危険因子でないのはどれか。
- 問27腰椎椎間板ヘルニアの疼痛誘発テストはどれか。
- 問28関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準1995年)に基づく関節角度測定の運動方向と参考可動域角度の組合せで正しいのはどれか。
- 問29Parkinson病でみられるのはどれか。
- 問30SF-36の下位尺度に含まれないのはどれか。
- 問32アミロイドの沈着がみられるのはどれか。
- 問33原発性骨粗鬆症の診断基準に含まれる脆弱性骨折の部位はどれか。
- 問34運動軸が1つの関節はどれか。2つ選べ。
- 問35末梢動脈疾患で正しいのはどれか。
- 問36糖尿病患者に対する運動療法で正しいのはどれか。
- 問37急性心筋梗塞の胸痛の特徴で正しいのはどれか。
- 問38患者との面接時における開かれた質問はどれか。
- 問39ステロイドの副作用で正しいのはどれか。
- 問40正常成人の立位姿勢で持続的に活動している筋はどれか。
- 問41大腿義足歩行の立脚中期で体幹の義足側への側屈がみられた。原因はどれか。2つ選べ。
- 問42災害リハビリテーション支援で誤っているのはどれか。
- 問43神経伝導検査でF波の潜時延長と出現率減少がみられる疾患はどれか。
- 問44神経筋疾患と理学療法の組合せで正しいのはどれか。
- 問45髄膜刺激徴候を誘発しやすい体位はどれか。
- 問47顔面の皮膚感覚を支配する脳神経はどれか。
- 問48Wernicke-Mann肢位の特徴で正しい組合せはどれか。
- 問49診療記録で正しいのはどれか。
- 問50感染症対策で正しいのはどれか。
- 問51骨代謝で正しいのはどれか。
- 問52関節と構造の組合せで正しいのはどれか。
- 問54胃で正しいのはどれか。
- 問55平衡聴覚器で正しいのはどれか。
- 問57筋とその停止部の組合せで正しいのはどれか。
- 問58皮質脊髄路に含まれるのはどれか。
- 問59内頸動脈の分枝はどれか。
- 問60門脈に流入する血管はどれか。
- 問61心筋で正しいのはどれか。
- 問62筋紡錘の求心性線維はどれか。2つ選べ。
- 問63体温で正しいのはどれか。
- 問64嫌気性解糖で正しいのはどれか。
- 問65副交感神経の作用で分泌が促進されるのはどれか。2つ選べ。
- 問66アルカローシスをきたすのはどれか。
- 問67体液性免疫で作動するのはどれか。
- 問68排便中枢はどれか。
- 問69肩甲骨の筋と運動の組合せで正しいのはどれか。
- 問70膝関節で正しいのはどれか。
- 問71体幹の伸展運動を図に示す。伸展を制動する靱帯はどれか。
- 問72努力性呼気時に働く筋で誤っているのはどれか。
- 問73上肢の筋と運動の組合せで正しいのはどれか。
- 問74運動学習で正しいのはどれか。
- 問75免疫反応で最初に産生されるのはどれか。
- 問76過形成で正しいのはどれか。
- 問77リンパ浮腫への対応で正しいのはどれか。
- 問78アポトーシスで正しいのはどれか。
- 問79無意識のなかに抑え込まれた欲動が精神症状として現れると想定し、その葛藤を明らかにすることによって症状の改善を目指すのはどれか。
- 問80数字の順唱によって評価できる記憶で最も適切なのはどれか。
- 問81Eriksonの心理・社会的発達論で高齢者が克服すべきなのはどれか。
- 問82深部感覚障害で陽性となるのはどれか。
- 問83小脳障害でみられる症候はどれか。2つ選べ。
- 問84嚥下機能で反回神経麻痺により障害される期はどれか。
- 問85出生後、消失するのが最も遅いのはどれか。
- 問86多発性硬化症で正しいのはどれか。
- 問87AEDによる電気的除細動の適応となるのはどれか。2つ選べ。
- 問88神経ブロックで正しいのはどれか。
- 問89女性に有病率の高い疾患はどれか。
- 問90腰椎椎間板ヘルニアで正しいのはどれか。
- 問91くも膜下出血の早期診断で優先度の高い検査はどれか。
- 問92脳血管障害のうち、日本で2021年以降に発症数が最も多いのはどれか。
- 問93Duchenne型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。
- 問94尿毒症で正しいのはどれか。
- 問95周術期の肺塞栓症で誤っているのはどれか。
- 問96自殺危険率の高いうつ病患者の特徴でないのはどれか。
- 問97常染色体のトリソミーで引き起こされる疾患はどれか。
- 問99うつ病の症状はどれか。
- 問100強迫症〈強迫性障害〉の症状で正しいのはどれか。
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。