第61回 午前 問85
人間発達学
遠城寺式乳幼児分析的発達検査で獲得される時期が最も早いのはどれか。
- 1走る。
- 22語言える。
- 3排尿を予告する。
- 4人見知りをする。
- 5積み木を2つ重ねる。
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✓ これが正解4人見知りをする。
解説
人見知りは乳児期に現れ、最も早く獲得されます。
遠城寺式乳幼児分析的発達検査は、0歳から4歳7か月ごろまでの子どもの発達を、移動運動、手の運動、基本的習慣、対人関係、発語、言語理解の6つの領域で調べる検査です。それぞれの項目が、どの時期にできるようになるのが標準かが表に並べられています。
人見知りは、よく知っている家族と知らない人を見分けられるようになったことを示す、対人関係の項目で、乳児期の後半に現れます。ほかの肢の、積み木を2つ重ねる、走る、2語言える、排尿を予告する、は1歳を過ぎてから獲得されるもので、人見知りはそれらより明らかに早い時期の発達です。
したがって、獲得される時期が最も早いのは人見知りです。人見知りは1歳になる前、ほかの4つは1歳を過ぎてから、と大まかな時期で分けて覚えると判断しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1走る。:走ることは、ひとりで歩けるようになってからさらにバランスと筋力が育って可能になる動作で、1歳を過ぎてから獲得されます。乳児期の人見知りよりも後の発達です。
- 22語言える。:2語言えることは、意味のある単語をいくつか話せるようになった後の言葉の発達で、1歳を過ぎてから獲得されます。人見知りより後の時期です。
- 3排尿を予告する。:排尿を予告するには、尿がたまった感覚に気付き、それを言葉などで伝える力が必要です。基本的習慣の中でも遅めに身に付く項目で、1歳を過ぎてからの発達に当たります。
- 5積み木を2つ重ねる。:積み木を2つ重ねるには、物をつまんで目的の場所に置き、手を離す細かな手の動きが必要です。1歳を過ぎてから獲得される手の運動の発達です。
出典:第61回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問85(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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