第61回 午後 問24
理学療法評価学
深部感覚検査で使用する器具
深部感覚検査で使用する器具はどれか。
- 1音叉
- 2試験管
- 3ノギス
- 4つまようじ
- 5モノフィラメント
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✓ これが正解1音叉
解説
深部感覚の振動覚は音叉を当てて調べます。
感覚検査は、表在感覚(触覚・痛覚・温度覚)、深部感覚(振動覚・位置覚・運動覚)、複合感覚(2点識別覚・立体覚など)に分けて、それぞれに合った器具を使います。判断の軸は、どの感覚をどの器具で刺激するかの対応です。
深部感覚のうち振動覚は、振動させた音叉を内果や手関節の骨の突出部などに当て、振動を感じるか、いつ感じなくなるかを調べます。したがって深部感覚検査で使う器具は音叉です。位置覚や運動覚は器具を使わず、検者が関節を動かして向きを答えてもらう方法で調べます。
試験管にお湯と冷水を入れて当てるのは温度覚、つまようじの先で軽く刺すのは痛覚の検査で、どちらも表在感覚です。モノフィラメントは一定の力でたわむ細いナイロン糸で、触圧覚を定量的に調べる器具です。ノギスは2点を同時に当てて区別できる最小の距離を測る2点識別覚の検査に使い、これは複合感覚に分類されます。音叉は深部、試験管とつまようじは表在、ノギスは複合、と感覚の種類と器具を対にして覚えましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2試験管:試験管にお湯や冷水を入れて皮膚に当て、温かい・冷たいを答えてもらうのは温度覚の検査です。温度覚は表在感覚に分類されます。
- 3ノギス:ノギスで2点を同時に皮膚へ当て、1点か2点かを答えてもらうのは2点識別覚の検査です。これは複数の感覚を統合する複合感覚にあたります。
- 4つまようじ:つまようじの先で皮膚を軽く刺して痛みの有無を調べるのは痛覚の検査です。痛覚は皮膚で感じる表在感覚です。
- 5モノフィラメント:モノフィラメントは決まった力でたわむ細い糸で、皮膚に押し当てて触圧覚の閾値を調べます。糖尿病の足の検査などで使う表在感覚の器具です。
出典:第61回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問24(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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