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第61回 午後 問52

解剖学

視床へ上行性に接続するのはどれか。

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✓ これが正解2内側毛帯

解説

内側毛帯は延髄から上行して視床に至る感覚の伝導路です。

視床は、嗅覚を除く全身の感覚が大脳皮質へ向かう途中で必ず中継される場所です。判断の軸は、肢の神経や伝導路が上行性(感覚を上へ伝える)か下行性(運動の指令を下へ伝える)か、そして視床に終わるかどうかです。

内側毛帯は、後索を上ってきた深部覚や識別性の触覚の情報が、延髄の後索核(薄束核・楔状束核)で次の神経に乗り換え、反対側へ交差した後に上行する経路です。内側毛帯は橋・中脳を経て視床の後外側腹側核に至り、そこから大脳の感覚野へ情報が送られます。よって視床へ上行性に接続するのは内側毛帯です。

副神経は胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配する運動性の脳神経で、視床とはつながりません。皮質橋路は大脳皮質から橋核へ下行する経路で、小脳へ情報を送るための中継に関わります。赤核脊髄路は中脳の赤核から脊髄へ下行する運動の経路、皮質脊髄路は大脳皮質から脊髄へ下行する随意運動の主経路です。いずれも下行性です。名前の前半が起始、後半が終点、と読むと上行か下行かを判断しやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第61回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問52(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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