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第61回 午後 問53

解剖学

橈骨神経に関する問題

橈骨神経で正しいのはどれか。2つ選べ。

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✓ これが正解2腕橈骨筋を支配する。

✓ これが正解5腕神経叢の後神経束から分枝する。

解説

橈骨神経は後神経束から出て腕橈骨筋を支配します。

腕神経叢は、外側・内側・後の3つの神経束を経て上肢の神経に分かれます。判断の軸は、橈骨神経がどの神経束から出て、どの筋と皮膚を支配するかです。

橈骨神経は腕神経叢の後神経束から出る神経で、上腕の後ろ側を回って前腕へ向かい、上腕三頭筋、腕橈骨筋、手関節と手指の伸筋群などを支配します。腕橈骨筋は前腕の外側にある肘の屈筋ですが、伸筋群と同じく橈骨神経に支配される点が特徴です。よって腕橈骨筋を支配する、後神経束から分枝する、の2つが正しい記述です。

円回内筋は正中神経の支配です。前骨間神経は正中神経の枝で、長母指屈筋や深指屈筋の一部、方形回内筋を支配します(橈骨神経の深枝は後骨間神経とよばれます)。手掌の皮膚感覚は主に正中神経と尺骨神経が担い、橈骨神経が支配するのは手背の母指側の皮膚です。橈骨神経は後ろ側(伸筋群と手背)を担当、例外として腕橈骨筋も、と覚えておきましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第61回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問53(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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