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第61回 午後 問58

解剖学

甲状腺で正しいの

甲状腺で正しいのはどれか。

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✓ これが正解2カルシトニンを分泌する。

解説

甲状腺の傍濾胞細胞はカルシトニンを分泌します。

甲状腺は頸部の前面、気管の前にある蝶が羽を広げたような形の内分泌器官です。判断の軸は、甲状腺の大きさと位置、分泌するホルモン、周囲の構造(副甲状腺や血管)の解剖です。

甲状腺には、甲状腺ホルモン(サイロキシンなど)を作る濾胞細胞と、その間に散らばる傍濾胞細胞(C細胞)があります。傍濾胞細胞が分泌するのがカルシトニンで、骨からカルシウムが溶け出すのを抑え、血中のカルシウム濃度を下げる方向に働きます。よってカルシトニンを分泌するという記述が正しいものです。

成人の甲状腺の重さは十数〜20 g前後とされ、約100 gは重すぎます。副甲状腺は甲状腺の裏側に通常上下左右の4個あります。甲状腺は甲状軟骨(のどぼとけ)の下方、気管の上部の前に位置します。上甲状腺動脈は外頸動脈の最初の枝として出ます。甲状腺はカルシウムを下げるカルシトニン、副甲状腺はカルシウムを上げるパラトルモン、と対にして覚えておきましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第61回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問58(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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