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第61回 午後 問63

生理学

刺激と反応の組合せで正しいのはどれか。

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✓ これが正解5副交感神経 ―――― 直腸平滑筋の収縮

解説

副交感神経の刺激で直腸の平滑筋は収縮します。

自律神経は、交感神経が活動や緊張に備える反応(闘争か逃走か)を、副交感神経が休息や消化・排泄を進める反応を担うのが基本です。判断の軸はこの原則を各臓器に当てはめることです。

排便は休息時の働きなので、副交感神経(仙髄から出る骨盤内臓神経)が直腸の平滑筋を収縮させ、内肛門括約筋をゆるめて便を押し出す方向に働きます。よって副交感神経と直腸平滑筋の収縮の組合せが正しいものです。

交感神経が興奮すると、瞳孔は散大し(縮瞳は副交感神経の作用)、気管支は拡張して空気を取り込みやすくなり(収縮は副交感神経の作用)、心拍数は増加します(減少は副交感神経の作用)。立毛筋は交感神経だけに支配されており、寒さや恐怖で鳥肌が立つのは交感神経の働きです。副交感神経が立毛筋を収縮させることはありません。交感神経は戦う準備、副交感神経は休んで消化・排泄、と考えると多くの組合せを判断できます。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第61回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問63(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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