第61回 午後 問95
リハビリテーション医学
地域包括ケアシステムにおける互助
地域包括ケアシステムにおける互助はどれか。
- 1生活保護の制度
- 2介護保険による給付
- 3市場サービスの購入
- 4住民ボランティアの支援
- 5自身による健康への取り組み
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✓ これが正解4住民ボランティアの支援
解説
住民ボランティアによる支援は地域包括ケアシステムの互助にあたります。
地域包括ケアシステムでは、高齢者の生活を支える力を、自助・互助・共助・公助の4つに分けて整理しています。判断の軸は、費用を誰が負担し、どのような関係で支え合うかの違いです。
互助は、家族や近所の人、友人、ボランティアなど、住民どうしが自発的に支え合う仕組みで、費用の負担が制度として裏付けられていないものを指します。住民ボランティアによる見守りや支援は、まさにこの互助にあたります。よって正解は住民ボランティアの支援です。
自助は、自分のことを自分でする取り組みで、自身による健康づくりや介護予防の取り組み、市場サービスを自分で購入して利用することが含まれます。共助は、介護保険や医療保険のように、被保険者が保険料を出し合って支え合う社会保険の仕組みで、介護保険による給付がこれにあたります。公助は、税金を財源として行政が行う支援で、生活保護の制度が代表です。自分で、住民どうしで、保険で、税金で、の4段階で覚えておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1生活保護の制度:生活保護は、税金を財源として国や自治体が生活に困っている人を支える制度で、公助にあたります。住民どうしの支え合いである互助ではありません。
- 2介護保険による給付:介護保険は、加入者が保険料を出し合ってリスクに備える社会保険の仕組みで、その給付は共助に分類されます。互助とは異なります。
- 3市場サービスの購入:市場で売られているサービスを自分のお金で購入して利用することは、自分の力で生活を支える自助の一つとされます。互助ではありません。
- 5自身による健康への取り組み:自分で健康づくりや介護予防に取り組むことは、自らの力で生活を支える自助にあたります。住民どうしの支え合いではありません。
出典:第61回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問95(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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