技術戦略マネジメント|システムアーキテクト試験
この分野には 3問あります。くり返し出ているものから並べています。
この分野でくり返し出ている用語はデータベース(2問)です。問題が多い回は令和6年度 春期(1問)・令和元年度 秋期(1問)・平成21年度 秋期(1問)です。
技術を組み立てる出発点が、利用者か要求品質かデータか
技術戦略マネジメントでは、新しい製品やサービスを技術でどう生み出すかの進め方を扱います。手法ごとに、何を出発点にして何を明らかにするのかを押さえると、似た説明を見分けやすくなります。
デザイン思考は、利用者の立場から問題に取り組む方法論です。現場を観察して利用者を理解し、共感することから始め、問題定義、アイディア出し、試作、試行を繰り返します。答えを一つに絞り込む前に、利用者の反応を見ながら作り直す点が特徴で、過去のデータや解決事例の蓄積を出発点にする手法とは違います。
品質機能展開は、顧客が求める品質を、設計や製造で直接管理できる要素へ落とし込む手法です。行に目的とする品質、列に管理できる特性を並べた二元表で両者の関係の強さを示し、重点的に管理すべき要素を明らかにします。故障を起点に原因や影響を分析する FMEA や FTA とは目的が違います。
ディープラーニングは、ニューラルネットワークを多層にし、大量のデータで各層の学習を繰り返して、特徴を自ら捉えて推論や判断を行う機械学習の手法です。ディープは層の深さを指し、集計結果を下位へ掘り下げるドリルダウンのような分析操作や、教育の方法とは関係がありません。
この分野で出た問題
- 令和6年度 春期 問13スタンフォード大学ハッソ・プラットナー・デザイン研究所によるデザイン思考の説明はどれか。
- 令和元年度 秋期 問17ディープラーニングに該当するものはどれか。
- 平成21年度 秋期 問18製品開発の際に用いられ,表の行に目的とする品質を,列に直接管理可能な要素を記入した2元表を用い,互いの関係付けから重要性の高い品質要素は何かを明らかにする手法はどれか。
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。
年度から解く
この分野の問題は 3年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは令和6年度 春期です。年度別に解くと、回ごとにまとめて解けます。