アルゴリズムとプログラミング|システムアーキテクト試験
この分野には 5問あります。くり返し出ているものから並べています。
この分野でくり返し出ている用語はアプリケーションソフトウェア(2問)です。問題が多い回は令和5年度 春期(1問)・令和元年度 秋期(1問)・平成30年度 秋期(1問)です。
変数の値を順に追う読み方と、メソッドの上書き
流れ図は、変数の値を通る順に書き出して読みます。指定された経路をたどらせたいときは、各分岐で成り立つべき条件を式で表し、代入のたびに変数が初期値の式でどう表されるかを更新していきます。最後に経路の終わりで成り立つ条件と並べて連立すると、初期値どうしの関係が求まります。
大きい方から小さい方を引く操作を、二つの値が等しくなるまで繰り返す流れ図は、引き算によるユークリッドの互除法で、等しくなった値が最大公約数です。式で追った結果は、条件を満たす小さな具体的な値を入れて一度なぞると、取り違えがないかを確かめられます。
オブジェクト指向の用語では、スーパークラスで定義されたメソッドを、サブクラスで名前と引数の型・個数・順序を変えずに定義し直し、中身の処理を置き換えることをオーバーライドといいます。同じ名前で引数の型や個数を変えたメソッドを並べるのはオーバーロードです。上書きと多重定義という訳語で区別すると混同しません。
JavaサーブレットでWebアプリケーションを作るときは、用意されたクラスを継承し、doGetやdoPostをオーバーライドして目的の処理を書き込みます。継承は上位のクラスの性質を引き継ぐ仕組み、カプセル化はデータと操作をまとめて内部を隠す仕組みで、置き換えそのものを指す言葉ではありません。
この分野で出た問題
- 平成30年度 秋期 問11次の流れ図において,
- 令和5年度 春期 問5Java サーブレットを用いた Web アプリケーションソフトウェアの開発では,例えば,doGet や doPost などのメソッドを,シグネチャ(メソッド名,引数の型・個数・順序)は変えずに,目的とする機能を実現するための処理に置き換える。このメソッドの置き換えを何と呼ぶか。
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。
年度から解く
この分野の問題は 5年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは令和5年度 春期です。年度別に解くと、回ごとにまとめて解けます。