統合・テスト|システムアーキテクト試験
この分野には 6問あります。くり返し出ているものから並べています。
この分野でくり返し出ている用語はテスト(4問)・テストケース(2問)・共通フレーム(2問)です。問題が多い回は令和元年度 秋期(2問)・令和4年度 春期(1問)・令和3年度 春期(1問)です。
何に照らして確かめるかで、テストを区別する
テストは、どの定義や設計に照らして確かめるかで区別します。共通フレームでは、システム要件定義に照らすのがシステム適格性確認テスト、ソフトウェア要件定義に照らすのがソフトウェア適格性確認テストです。V字の対応では、システム方式設計にはシステム結合テスト、ソフトウェア方式設計にはソフトウェア結合テストが向き合いますが、結合テストの結果も要件をどれだけ網羅したかで評価します。要件定義と適格性確認、方式設計と結合を、システムとソフトウェアの二段で並べて覚えます。
適格性確認テストは、開発側が要件への適合を確かめる最後の確認です。ソフトウェア適格性確認テストは、構成部品を結合したソフトウェア品目が要求事項を満たし、次のシステム結合へ渡せるかを評価します。システム適格性確認テストは、システムが要件に適合し、納入の準備ができているかを評価します。運用環境で利用者の業務に照らす運用テストや受入れは、その後の段階です。
テストケースの作り方では、事前に作り切るか、実行しながら作るかが分かれ目です。探索的テストは、対象について学ぶこと、テストを設計すること、実行することを同時に進め、結果から気付いたことを基に次のテストケースを作って繰り返します。経験からエラーを推測して一度ケースを決める技法とは、結果に応じて組み立て直すかどうかで区別します。
リグレッションテストは回帰テストとも呼ばれ、プログラムを変更した後に、変更していない部分も含めて以前と同じように動くかを確かめるテストです。不具合の修正やハードウェアの変更に伴う手直しのたびに、想定外の影響が出ていないかを確かめます。
この分野で出た問題
- 令和3年度 春期 問93回出題共通フレーム2013において,システム適格性確認テストで適合を評価する対象となるのは,どのアクティビティで定義又は設計した内容か。
- 令和4年度 春期 問8ある購買システムの開発において,開発者が行った探索的テストの例として,適切なものはどれか。
- 令和元年度 秋期 問10ソフトウェアライフサイクルプロセスに基づいて実施するシステム開発において,次の実施条件に従って行うテストはどれか。
- 平成27年度 秋期 問11共通フレームにおけるシステム開発プロセスのアクティビティであるシステム適格性確認テストの説明として,最も適切なものはどれか。
- 平成29年度 秋期 問11探索的テスト技法の説明はどれか。
- 令和元年度 秋期 問9組込みシステムのソフトウェア開発におけるリグレッションテストの役割として,適切なものはどれか。
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。
年度から解く
この分野の問題は 5年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは令和4年度 春期です。年度別に解くと、回ごとにまとめて解けます。