令和2年度 10月 午前Ⅱ 問16
認証・認可技術
SMTP-AUTHの特徴
SMTP-AUTH の特徴はどれか。
- アISP 管理下の動的 IP アドレスから管理外ネットワークのメールサーバへの SMTP 接続を禁止する。
- イ電子メール送信元のメールサーバが送信元ドメインの DNS に登録されていることを確認してから,電子メールを受信する。
- ウメールクライアントからメールサーバへの電子メール送信時に,利用者 ID とパスワードによる利用者認証を行う。
- エメールクライアントからメールサーバへの電子メール送信は,POP 接続で利用者認証済みの場合にだけ許可する。
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✓ これが正解ウメールクライアントからメールサーバへの電子メール送信時に,利用者 ID とパスワードによる利用者認証を行う。
解説
SMTP-AUTH は、メール送信時に利用者 ID とパスワードで認証します。
SMTP-AUTH は、メールを送るためのプロトコルである SMTP に、利用者を認証する手順を加えたものです。メールクライアントがメールサーバに電子メールを送るとき、SMTP のやり取りの中で利用者 ID とパスワードを示し、認証に通った利用者だけが送信できるようにします。これにより、第三者がメールサーバを勝手に使って迷惑メールを送り出すことを防げます。正解の選択肢は、送信時に利用者 ID とパスワードによる利用者認証を行うと述べており、SMTP-AUTH の特徴そのものです。ほかの選択肢は、ネットワークの出口での制限、受信側での確認、別のプロトコルを使った認証で、どれも仕組みが異なります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アISP 管理下の動的 IP アドレスから…:ISP の動的 IP アドレスから管理外のメールサーバへの SMTP 接続を禁止するのは、ISP がネットワークの出口で行う迷惑メール対策です。利用者を ID とパスワードで確かめる仕組みではありません。
- イ電子メール送信元のメールサーバが送信元ド…:送信元のメールサーバが送信元ドメインの DNS に登録されているかを確かめるのは、受信する側が送信ドメインの正当性を調べる仕組みです。送信する利用者本人を認証するものではありません。
- エメールクライアントからメールサーバへの電…:POP で認証が済んだ利用者にだけ送信を許す方式は、受信用の POP の接続で先に認証を済ませておくものです。メール送信のやり取りそのものの中で認証するわけではないので、SMTP-AUTH とは別の方式です。
この問題の用語
- SMTP-AUTHメールを送る前に、利用者かどうかを確かめる仕組み。これがないと、他人のサーバを勝手に踏み台にされます。
- パスワード本人だけが知っているという前提で使う合言葉。他人に知られた時点で、本人確認の役目を果たさなくなります。
- 電子メール文書やファイルをネットワーク越しに送る仕組み。送信にはSMTP、受信にはPOP3やIMAP4というプロトコルが使われます。
- DNS人が読む名前と、機械が使う住所を対応づけて教えてくれる仕組み。これがないと、名前でつなぐことができません。
- 利用者認証使おうとしている相手が本人かどうかを確かめる仕組み。知っていること、持っているもの、身体の特徴などを手がかりにします。
出典:令和2年度 10月 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問16
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前Ⅱ 問8:ドメインフロンティングの問題(DNS)
- 令和7年度 春期 午前Ⅱ 問2:SAML認証の特徴(利用者認証)
- 令和6年度 秋期 午前Ⅱ 問17:IEEE 802.1Xの問題(利用者認証)
- 令和6年度 秋期 午前Ⅱ 問10(SMTP-AUTH)
- 令和4年度 秋期 午前Ⅱ 問14:SMTP-AUTHの特徴(SMTP-AUTH)
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