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第27回 問題44

精神保健福祉制度論

精神医療審査会に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解4入院者からの電話による退院請求は審査の対象となる。

解説

電話による退院請求も、精神医療審査会の審査の対象になります。

精神医療審査会は、精神科病院に入院している人の人権を守るため、入院が必要かどうかや処遇が適切かどうかを、専門家が中立的に審査する機関です。精神保健福祉法第12条は、審査を行わせるため、都道府県に精神医療審査会を置くと定めています。この問は、審査会の設置、委員、審査の対象、権限を正しく押さえているかを問います。

審査会の仕事の一つが、退院等の請求の審査です。同法第38条の4により、入院中の人や家族等は、都道府県知事に対して退院や処遇の改善を求めることができ、知事は請求の内容を審査会に通知して審査を求めます。請求は書面によるのが原則ですが、入院している人が口頭での請求を求めるときは、電話を含む口頭による請求も受理するものとされています。入院中の人が手紙を書くことが難しい場合も考えて、請求の道を広くしているものです。正解はこの記述です。

審査会の委員は、精神障害者の医療、保健または福祉、法律の各分野の学識経験者から任命されます。措置入院の人の定期の病状報告も審査の対象です。審査の結果に基づいて退院や処遇の改善を命じるのは、審査会ではなく都道府県知事です。

覚え方は、審査会は審査をする機関、命令を出すのは都道府県知事、と役割を分けることです。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第27回 精神保健福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題44。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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