平成28年度 春期 午前 問46
ネットワーク
社内ネットワークからインターネットへのアクセスを中継し,Webコンテンツをキャッシュすることによってアクセスを高速にする仕組みで,セキュリティ確保にも利用されるものはどれか。
- アDMZ
- イIPマスカレード(NAPT)
- ウファイアウォール
- エプロキシサーバ
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✓ これが正解エプロキシサーバ
解説
外への通信を中継しキャッシュする仕組みがプロキシサーバです。
プロキシサーバは、社内のパソコンに代わってインターネットへのアクセスを中継する仕組みです。一度取り込んだWebコンテンツを手元にためておく(キャッシュする)ので、次に同じページを見るときは速くなります。さらに、社内の各パソコンが直接インターネットとやり取りせず、必ずプロキシを通す形になるため、通信の記録を残したり、不正な通信を止めたりと、セキュリティの確保にも役立ちます。設問が挙げている、アクセスの中継、キャッシュによる高速化、セキュリティ確保の三つがそろって指すのは、この仕組みです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アDMZ:DMZは、外部に公開するサーバを社内ネットワークから切り離して置く緩衝地帯のことです。危険にさらしてよい区画を分けるという考え方であって、通信を中継してコンテンツをキャッシュする仕組みではありません。
- イIPマスカレード(NAPT):IPマスカレード(NAPT)は、社内で使う複数のプライベートアドレスを、一つのグローバルアドレスに変換してインターネットにつなぐ仕組みです。アドレスの変換が役目であって、コンテンツのキャッシュはしません。
- ウファイアウォール:ファイアウォールは、あらかじめ決めた条件に従って通信を通すか遮るかを判断する仕組みです。境界を守る点はプロキシと似ますが、Webコンテンツをためて次のアクセスを速くする働きはありません。
この問題の用語
- プロキシサーバ社内の端末に代わってインターネットへアクセスする中継役のサーバです。応答をためて速くするほか、通信が集まるので監視や制限もできます。
- DMZ外から見える機器を、内側の大事な網から切り離して置く区画。ここが破られても、奥までは一気に届きません。
- ファイアウォール内と外の境目に置いて、通してよい通信だけを選び、残りを遮る仕組み。どの相手のどの用途かという条件を見て判断します。
- キャッシュ一度取り寄せた内容を手元に置いて、次から早く使えるようにする仕組み。CPUとメモリの間や、ブラウザ、DNSなど、さまざまな場所で使われます。
- IPマスカレード内側のアドレスとポート番号の組を、外向けの組に変換する機能です。1つのグローバルアドレスを、複数の機器で同時に使えます。
出典:平成28年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問46
同じ内容が出た回
同じ用語が出る問題
- 令和8年度 科目A 問3:DMZに関する問題(DMZ)
- 令和7年度 科目A 問2:SIEMに関する問題(ファイアウォール)
- 科目A・B サンプル問題 科目A 問44:DNSに関する問題(プロキシサーバ)
- 科目A・B サンプル問題 科目A 問18:オープンリゾルバに関する問題(キャッシュ)
- 平成31年度 春期 午前 問17:IPアドレスに関する問題(IPマスカレード)
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