サイバー攻撃手法とマルウェア
この単元には 53問あります。うち 2問は科目B(長文事例)で、この単元の科目Bだけ解くこともできます。くり返し出ているものから並べています。
攻撃の手口を「何を狙うか」で束ねて覚える
サイバー攻撃の手口は数が多く、名前だけを丸暗記すると混ざります。何を狙う攻撃なのかで束ねると整理できます。
マルウェアは、悪意をもって作られたソフトウェアの総称です。自分で複製して広がるワーム、正体を偽って実行させるトロイの木馬、ファイルを暗号化して金銭を要求するランサムウェア、侵入の痕跡や活動を隠すルートキット、次回以降に入り込むための裏口を作るバックドアなど、何をするかで呼び分けられます。
乗っ取られた機器はボットと呼ばれ、多数のボットが攻撃者の指示で一斉に動く集まりをボットネットといいます。指示を出す側がC&Cサーバで、他者への攻撃の中継に使われてしまう機器を踏み台と呼びます。
パスワードを破る攻撃も、狙い方で分かれます。考えられる文字列を片端から試すブルートフォース攻撃、パスワードのほうを固定して利用者IDを変えていくリバースブルートフォース攻撃、辞書にある語を試す辞書攻撃、よそから漏れたIDとパスワードの組をそのまま試すパスワードリスト攻撃です。
大量の要求を送りつけてサービスを止めるのがDoS攻撃、多数の機器から一斉に行うのがDDoS攻撃です。DNSの応答に偽の情報を覚え込ませて別のサイトへ誘導するのがDNSキャッシュポイズニングで、誰からの問合せにも答えてしまうオープンリゾルバはこの種の攻撃に利用されます。
技術ではなく人を狙う手口もあります。会話や背後からの覗き見で情報を聞き出すソーシャルエンジニアリング、取引先や経営者になりすましたメールで送金させるビジネスメール詐欺(BEC)です。
見つける側にも方法の違いがあります。既知の特徴と照合するパターンマッチング法、不審なふるまいから判断するビヘイビア法、隔離した環境で実際に動かして観察する動的解析やサンドボックスです。
この単元で出た問題
- BEC(Business E-mail Compromise)に該当するものはどれか。2回出題
- マルウェアの動的解析に該当するものはどれか。2回出題
- 攻撃者が用意したサーバXのIPアドレスが,A社WebサーバのFQDNに対応するIPアドレスとして,B社DNSキャッシュサーバに記憶された。これによって,意図せずサーバXに誘導されてしまう利用者はどれか。ここで,A社,B社の各従業員は自社のDNSキャッシュサーバを利用して名前解決を行う。2回出題
- 攻撃者が,多数のオープンリゾルバに対して,“あるドメイン”の実在しないランダムなサブドメインを多数問い合わせる攻撃(ランダムサブドメイン攻撃)を仕掛け,多数のオープンリゾルバが応答した。このときに発生する事象はどれか。2回出題
- 緊急事態を装って組織内部の人間からパスワードや機密情報を入手する不正な行為は,どれに分類されるか。2回出題
- APTの説明はどれか。
- APTの説明はどれか。
- A社は輸入食材を扱う商社である。ある日,経理課のB課長は,A社の海外子会社であるC社のDさんから不審な点がある電子メール(以下,メールという)を受信した。B課長は,A社の情報システム部に調査を依頼した。A社の情報システム部がC社の情報システム部と協力して調査した結果を図1に示す。科目B
- A社は,飲食店へのコンサルティングを行う従業員50名の企業である。A社の全てのPCでは,マルウェア対策ソフト(以下,Xソフトという)が有効にされている。ある日,総務部の情報セキュリティリーダーであるC課長は,部下のDさんから,次の連絡を受けた。・A社のPCのWebブラウザでWebサイトを閲覧していたところ,PCがマルウェアに感染しているとの警告画面(以下,警告画面という)が全画面に表示された。・警告画面が表示されたあと何もPCの操作をせずに直ちにC課長に連絡をした。科目B
- DNSキャッシュポイズニングに分類される攻撃内容はどれか。
- DNSキャッシュポイズニングに該当するものはどれか。
- PCで行うマルウェア対策のうち,適切なものはどれか。
- SEOポイズニングの説明はどれか。
- ウイルス検出におけるビヘイビア法に分類されるものはどれか。
- クリックジャッキング攻撃に該当するものはどれか。
- クロスサイトスクリプティングに該当するものはどれか。
- クロスサイトスクリプティングの手口はどれか。
- サイバーキルチェーンに関する説明として,適切なものはどれか。
- サーバにバックドアを作り,サーバ内での侵入の痕跡を隠蔽するなどの機能をもつ不正なプログラムやツールのパッケージはどれか。
- サーバへのログイン時に用いるパスワードを不正に取得しようとする攻撃とその対策の組合せのうち,適切なものはどれか。
- ゼロデイ攻撃の特徴はどれか。
- ソーシャルエンジニアリングに該当するものはどれか。
- ディレクトリトラバーサル攻撃に該当するものはどれか。
- ドメイン名ハイジャックを可能にする手口はどれか。
- ドライブバイダウンロード攻撃に該当するものはどれか。
- ドライブバイダウンロード攻撃の説明はどれか。
- バックドアに該当するものはどれか。
- パスワードリスト攻撃に該当するものはどれか。
- パスワードリスト攻撃の手口に該当するものはどれか。
- ボットネットにおいてC&Cサーバが担う役割はどれか。
- ボットネットにおいてC&Cサーバが果たす役割はどれか。
- ボットネットにおけるC&Cサーバの役割として,適切なものはどれか。
- ボットネットにおけるC&Cサーバの役割として,適切なものはどれか。
- ボットネットにおけるC&Cサーバの役割はどれか。
- マルウェアWanna Cryptor(WannaCry)に関する記述として,適切なものはどれか。
- マルウェアについて,トロイの木馬とワームを比較したとき,ワームの特徴はどれか。
- マルウェアの動的解析に該当するものはどれか。
- マルウェアの検出方法のうち,検査対象のプログラムを実行する必要があるものはどれか。
- ランサムウェアに分類されるものはどれか。
- リバースブルートフォース攻撃に該当するものはどれか。
- ルートキットの特徴はどれか。
- ワームの検知方式の一つとして,検査対象のファイルからSHA-256を使ってハッシュ値を求め,既知のワーム検体ファイルのハッシュ値のデータベースと照合する方式がある。この方式によって,検知できるものはどれか。
- 従量課金制のクラウドサービスにおけるEDoS(Economic Denial of Service,又はEconomic Denial of Sustainability)攻撃の説明はどれか。
- 情報セキュリティにおいてバックドアに該当するものはどれか。
- 攻撃者がシステムに侵入するときにポートスキャンを行う目的はどれか。
- 暗号解読の手法のうち,ブルートフォース攻撃はどれか。
- 特定のサービスやシステムから流出した認証情報を攻撃者が用いて,認証情報を複数のサービスやシステムで使い回している利用者のアカウントへのログインを試みる攻撃はどれか。
- 特定のサービスやシステムから流出した認証情報を攻撃者が用いて,認証情報を複数のサービスやシステムで使い回している利用者のアカウントへのログインを試みる攻撃はどれか。
正解と解説は演習画面で、解答したあとに表示されます。
年度から解く
この単元の問題は 10年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは令和6年度です。年度から選ぶと、回ごとにまとめて解けます。