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第36回 問題11

心理学と心理的支援

職場でうまく適応できない原因に関する相談者の次の発言のうち,ワイナー(Weiner, B.)による原因帰属の理論に基づき,安定し,かつ外的な原因による例として,最も適切なものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解3業務内容が難しかったことが原因です。

解説

業務内容の難しさは、安定し、かつ外的な原因に当たります。

ワイナーの原因帰属の理論は、人が成功や失敗の原因を何に求めるかを、いくつかの軸で整理したものです。基本となるのは2つの軸で、1つは原因が自分の内にあるか外にあるか(内的か外的か)、もう1つは原因が時間がたっても変わりにくいか変わりやすいか(安定か不安定か)です。

この2つの軸を組み合わせると、代表的な原因は次のように整理されます。能力は自分の内にあって変わりにくいので内的で安定、努力は自分の内にあって変えられるので内的で不安定、課題の難しさは自分の外にあって変わりにくいので外的で安定、運は自分の外にあってその時々で変わるので外的で不安定です。

設問は安定し、かつ外的な原因を問うているので、業務内容が難しかったという課題の難しさを挙げた発言が最も適切です。体調不良は自分の側の事情で、その時々で変わるものとして、内的で不安定な原因に整理されます。

覚え方は、能力・努力・課題の難しさ・運の4つを、内か外か、変わるか変わらないかの2行2列の表に置いて覚えることです。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第36回 社会福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題11。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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