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第37回 問題83

社会福祉調査の基礎

A介護老人福祉施設では,夜間の睡眠時間を十分に確保できていない利用者Bさんへの対応が課題となっていた。検討の結果,日中の水分摂取量が要因のひとつとして取り上げられ,1か月間データを取って調べることとなった。Bさんの日中の水分摂取量(ml)と夜間の睡眠時間(分)の関係を見るときに用いる方法として,最も適切なものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解3散布図

解説

2つの量的な変数の関係を見るには、散布図が適しています。

データの分析方法は、変数がいくつあるか、変数が量的(数量で表される)か質的(カテゴリーで表される)かによって選び分けます。この問の決め手は、日中の水分摂取量(ml)と夜間の睡眠時間(分)という、どちらも数量で表される2つの変数の関係を見ようとしている点です。

散布図は、横軸と縦軸にそれぞれ一つずつ量的変数をとり、一つひとつのデータを点として打った図です。点の散らばり方から、一方が増えると他方も増える正の相関なのか、一方が増えると他方が減る負の相関なのか、関係がほとんどないのかを目で見て確かめることができます。1か月間、毎日の水分摂取量と睡眠時間を組にして点を打てば、Bさんの水分摂取量と睡眠時間の関係を読み取れます。したがって、散布図が最も適切です。

ほかの選択肢は、2つの量的変数の関係を見るための方法ではありません。見分け方は、量的変数どうしの関係なら散布図や相関係数、質的変数どうしの関連ならクロス集計とカイ2乗検定、2つの集団の平均の比較ならt検定、1つの変数の分布なら度数分布表や箱ひげ図、と組み合わせで覚えることです。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第37回 社会福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題83。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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