平成23年度 秋期 午前Ⅱ 問22
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射影に関する問題
次数がnの関係Rには,属性なし(ファイ)も含めて異なる射影は幾つあるか。
- アn
- イ2n
- ウn^2
- エ2^n
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✓ これが正解エ2^n
解説
各属性を含めるか含めないかの2通りずつで、射影は2のn乗個です。
射影は、関係からいくつかの属性を選び出して新しい関係を作る演算です。次数nの関係にはn個の属性があるので、射影の種類は、属性の選び方、つまりn個の属性の部分集合の数だけあります。見分ける軸は、それぞれの属性を選ぶか選ばないかを独立に決められる点です。1つの属性について選ぶ・選ばないの2通りがあり、それがn個あるので、2×2×…×2=2のn乗通りになります。属性を一つも選ばない場合と、全部を選ぶ場合もこれに含まれます。たとえばn=3なら、2の3乗=8通りです。部分集合の数は2のn乗、と覚えておくと素早く答えられます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アn:n個は、属性をちょうど1つだけ選ぶ射影の数です。2つ以上の属性を選ぶ射影や、属性を一つも選ばない場合を数えていないので、すべての射影の数にはなりません。n=3なら3で、8通りに届きません。
- イ2n:2n個は、属性の選び方を数える筋道からは出てきません。n=3の例で全部を数えると8通りなのに対し、2nは6になり一致しません。n=1と2のときだけは、たまたま2のn乗と同じ値になります。
- ウn^2:nの2乗個は、属性の部分集合を数える式ではありません。n=3の例では9になり、実際の8通りと合いません。nの値によってたまたま一致することはあっても、射影の数を表す式にはなりません。
出典:平成23年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問22
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