令和4年度 北海道 午前 問43
主な医薬品とその作用
ウワウルシに関する問題
泌尿器用薬として用いられる生薬成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a ウワウルシは、尿路の殺菌消毒効果を期待して用いられる。
b カゴソウは、利尿作用を期待して用いられる。
c キササゲは、利尿作用を期待して用いられる。
d モクツウは、利尿作用を期待して用いられる。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 誤 正 正
- 2正 正 誤 誤
- 3正 正 正 正
- 4誤 正 誤 正
- 5誤 誤 正 誤
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✓ これが正解3正 正 正 正
解説
a~dはすべて正しい。ウワウルシは利尿に加え尿路の殺菌消毒
泌尿器用薬として用いられる生薬成分(手引き第3章の排泄に関わる部位に作用する薬)の知識で判断します。
aは正しい記述です。ウワウルシはツツジ科のクマコケモモの葉を基原とする生薬で、利尿作用のほかに、経口的に摂取した後、尿中に排出される分解代謝物が抗菌作用を示し、尿路の殺菌消毒効果を期待して用いられます。bも正しく、カゴソウはシソ科のウツボグサの花穂を基原とする生薬で、利尿作用を期待して用いられます。cも正しく、キササゲはノウゼンカズラ科のキササゲ等の果実を基原とする生薬で、利尿作用を期待して用いられます。dも正しく、モクツウはアケビ科のアケビ又はミツバアケビの蔓性の茎を基原とする生薬で、利尿作用を期待して用いられます。
したがって、すべてを正とする組み合わせが正解です。泌尿器用の生薬は利尿が基本で、ウワウルシだけは尿路の殺菌消毒も加わる、と覚えておくと判断しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1正 誤 正 正:bを誤としていますが、カゴソウは尿の量を増やす作用を期待して用いられる生薬なので、正しい記述です。
- 2正 正 誤 誤:cを誤としていますが、キササゲは尿の量を増やす作用を期待して用いられる生薬なので、正しい記述です。dを誤としていますが、モクツウは尿の量を増やす作用を期待して用いられる生薬なので、正しい記述です。
- 4誤 正 誤 正:aを誤としていますが、ウワウルシは尿中に出る分解代謝物が抗菌作用を示し、尿の通り道を殺菌消毒する効果が期待されるので、正しい記述です。cを誤としていますが、キササゲは尿の量を増やす作用を期待して用いられる生薬なので、正しい記述です。
- 5誤 誤 正 誤:aを誤としていますが、ウワウルシは尿中に出る分解代謝物が抗菌作用を示し、尿の通り道を殺菌消毒する効果が期待されるので、正しい記述です。bを誤としていますが、カゴソウは尿の量を増やす作用を期待して用いられる生薬なので、正しい記述です。dの判定も食い違っています。
出典:令和4年度 北海道登録販売者試験 午前(北海道)問43(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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