令和4年度 北海道 午後 問51
医薬品の適正使用・安全対策
添付文書に関する以下の記述の正誤
一般用医薬品(体外診断用医薬品を除く)の添付文書に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 紙の添付文書の同梱を廃止し、注意事項等情報は電子的な方法により提供されることになった。
b 有効成分の名称及び分量の記載と併せて、添加物として配合されている成分も掲げられている。
c 点眼薬では、複数の使用者間で使い回されると、薬液に細菌汚染があった場合に、別の使用者に感染するおそれがあるため、「他の人と共用しないこと」と記載される場合がある。
d 尿や便が着色することがある旨の注意が記載される場合がある。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 正 正 誤
- 2誤 正 正 正
- 3正 誤 誤 正
- 4誤 誤 誤 誤
- 5正 正 誤 正
答えと解説を見る
✓ これが正解2誤 正 正 正
解説
b・c・dが正、紙の添付文書の同梱廃止は医療用医薬品の話
一般用医薬品の添付文書は、手引き第5章の添付文書の読み方の項で判断します。令和3年8月から始まった添付文書の電子化が、どの医薬品に当てはまるかがポイントです。
aは誤りです。紙の添付文書の同梱を廃止し、注意事項等情報を電子的な方法で提供することになったのは、医療用医薬品です。一般用医薬品は、消費者が直接購入し、使うときに添付文書の内容をすぐ確かめられる必要があるため、引き続き紙の添付文書が同梱されます。bは正しい記述です。有効成分の名称と分量に加えて、添加物として配合されている成分も掲げられています。cも正しい記述で、点眼薬では、複数の使用者間で使い回されると、薬液に細菌汚染があった場合に別の使用者に感染するおそれがあるため、他の人と共用しないことと記載される場合があります。dも正しい記述です。使用によって尿や便が着色することがある成分を含む医薬品では、その旨の注意が記載されることがあります。
したがって、a誤・b正・c正・d正の組み合わせが正解です。電子化されたのは医療用、一般用は紙のまま、と対象を区別して覚えておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1正 正 正 誤:aを正、dを誤としています。紙の添付文書の同梱をやめたのは医療用医薬品で、一般用医薬品は紙のままです。尿や便の着色に関する注意も記載されることがあります。
- 3正 誤 誤 正:aを正、bとcを誤としています。一般用医薬品には紙の添付文書が同梱され、添加物の記載や点眼薬の共用を避ける注意も実際に記載されています。
- 4誤 誤 誤 誤:すべてを誤としていますが、添加物の成分の記載、点眼薬を他人と共用しない注意、尿や便の着色の注意は、いずれも添付文書に記載される正しい内容です。
- 5正 正 誤 正:aを正、cを誤としています。電子的な提供への切替えは医療用医薬品のもので、点眼薬の使い回しによる感染を防ぐ注意は正しい記載です。
出典:令和4年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問51(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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