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平成22年度 春期 午前 問3

基礎理論

待ち行列理論に関する問題

多数のクライアントが,LAN に接続された 1 台のプリンタを共同利用するときの印刷要求から印刷完了までの所要時間を,待ち行列理論を適用して見積もる場合について考える。プリンタの運用方法や利用状況に関する記述のうち,M/M/1 の待ち行列モデルの条件に反しないものはどれか。

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✓ これが正解イ印刷の緊急性や印刷量の多少にかかわらず,先着順に印刷する。

解説

前提に反しないのは先着順で捌く運用です。

待ち行列理論でよく使うこのモデルは、四つの前提の上に成り立っています。到着がほかの利用者の様子と無関係にばらばらに起きること、1 件あたりの処理時間が指数分布に従うこと、窓口が 1 つであること、そして待ち行列の長さに上限が無いことです。加えて、並んだ順に処理する先着順であることも前提に含まれます。設問が聞いているのは、この前提を破っていない運用はどれかという向きなので、四つの前提のどれにも触れない運用を 1 つだけ選びます。正解は、印刷の緊急性や印刷量の多少にかかわらず先着順に印刷するという運用です。これは並んだ順に捌くという前提をそのまま言い表したもので、到着の起き方にも処理時間の分布にも窓口の数にも行列の長さにも手を加えていません。見積りの式を当てはめてよいかどうかは、このように前提を 1 つずつ照らして確かめます。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

この問題の用語

出典:平成22年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問3

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