平成22年度 春期 午前 問12
コンピュータ構成要素
RAIDに関する問題
RAID の種類 a,b,c に対応する組合せとして,適切なものはどれか。
〔RAID の種類〕
RAID の種類 │ a │ b │ c ストライピングの単位 │ ビット │ ブロック │ ブロック 冗長ディスクの構成 │ 固定 │ 固定 │ 分散
- アa:RAID3 / b:RAID4 / c:RAID5
- イa:RAID3 / b:RAID5 / c:RAID4
- ウa:RAID4 / b:RAID3 / c:RAID5
- エa:RAID4 / b:RAID5 / c:RAID3
答えと解説を見る
✓ これが正解アa:RAID3 / b:RAID4 / c:RAID5
解説
ビットで固定、ブロックで固定、ブロックで分散です。
表に並んだ 2 行が、そのまま 2 本の物差しになっています。1 本目はデータを分けて書くときの単位で、ビット単位に細かく割るか、ブロック単位でまとめて割るかの違いです。2 本目は冗長のための情報をどこに置くかで、専用のディスク 1 台に固定するか、すべてのディスクへ分けて散らすかの違いです。この 2 本を掛け合わせると、RAID の三つの水準がきれいに一列へ並びます。単位がビットで冗長を固定するのが RAID3、単位をブロックへ変えて冗長は固定のままなのが RAID4、単位はブロックのままで冗長を分散させたのが RAID5 です。表の 3 列はこの順に並んでいるので、正解も同じ順の組合せになります。番号が上がるほど実用へ寄って改良されており、単位を大きくすると小さな読み出しが 1 台で済むようになり、冗長を分散させると、書込みのたびに同じ 1 台へ集まっていたパリティの更新がばらけて渋滞しにくくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イa:RAID3 / b:RAID5 / …:冗長を置く場所だけが入れ替わっています。表の 2 列目は専用ディスクに固定、3 列目はすべてに分散なので、散らす水準を先に、固定する水準を後に当てると 2 か所とも表と食い違います。
- ウa:RAID4 / b:RAID3 / …:分ける単位だけが入れ替わっています。表の 1 列目はビット単位、2 列目はブロック単位なので、まとめて割る水準を先に、細かく割る水準を後に置くと、こちらも 2 か所で合いません。
- エa:RAID4 / b:RAID5 / …:単位と置き場所の両方が崩れています。1 列目はビット単位で固定、3 列目はブロック単位で分散ですが、この組では 1 列目に RAID4、2 列目に RAID5、3 列目に RAID3 を置いているため、3 列とも表の条件に当たりません。
この問題の用語
- RAID複数台のディスクを組み合わせて1つのように扱う仕組み。1台が壊れてもデータを保てるようにする使い方があります。
出典:平成22年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問12
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