令和元年度 秋期 午前 問12
コンピュータ構成要素
SDXCの特徴
SD メモリカードの上位規格の一つである SDXC の特徴として,適切なものはどれか。
- アGPS,カメラ,無線 LAN アダプタなどの周辺機能をハードウェアとしてカードに搭載している。
- イSD メモリカードの 4 分の 1 以下の小型サイズで,最大 32G バイトの容量をもつ。
- ウ著作権保護技術として AACS を採用し,従来の SD メモリカードよりもセキュリティが強化された。
- エファイルシステムに exFAT を採用し,最大 2T バイトの容量に対応できる。
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✓ これが正解エファイルシステムに exFAT を採用し,最大 2T バイトの容量に対応できる。
解説
記録の管理方式を入れ替えて、容量の上限を広げた規格です。
SDXC は、記録できる量を大きく伸ばすために、中身を管理する方式そのものを入れ替えた規格です。一つ前の段階の規格は 32G バイトまでを想定した管理方式を使っていましたが、SDXC では大きな容量を扱える exFAT を採り入れ、規格の上では 2T バイトまで対応できます。外形は従来のカードと同じなので、対応した機器であればそのまま差し込めます。ただし古い機器は新しい管理方式を読み取れないため、差しても中身を認識できないことがあります。容量の段階は、標準・大容量・拡張容量という順で広がってきました。名前の末尾の文字が、どの段階のものかを表しています。段階が進むたびに、扱える量と管理の方式が組で更新されてきました。上限は規格の上の値です。使う前に機器の側の対応表を確かめるのが確実です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アGPS,カメラ,無線 LAN アダプタな…:位置測定や撮影、無線の通信といった働きをカードの側に持たせたのは、別の枠組みで定められた規格です。記録するための規格とは目的が違い、容量の上限を広げる取り決めではありません。同じ形のカードでも役割が分かれます。
- イSD メモリカードの 4 分の 1 以下…:外形を小さくした規格と、容量を 32G バイトまで広げた規格を混ぜた説明です。小さい外形は別の名前で呼ばれ、32G バイトという上限は一つ前の段階に当たります。二つの別々の話が一つに重なっています。上限の数字だけで選ばないようにします。
- ウ著作権保護技術として AACS を採用し…:ここで挙げられている保護方式は、Blu-ray Disc などの光ディスクで使われてきたものです。記録カードの側で使われる保護の仕組みは別の名前で呼ばれており、容量の規格が変わっても入れ替わってはいません。円盤とカードで、守り方の仕組みが分かれています。
この問題の用語
- LAN事務所や家庭など、限られた範囲の中で機器をつなぐネットワークです。離れた拠点どうしを結ぶWANとは、ルータを介して接続します。
- 著作権文章や絵、プログラムなどを作った人に自動で生まれる権利。届け出をしなくても、作った時点で発生します。
出典:令和元年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問12
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問50:著作者人格権に関する問題(著作権)
- 令和7年度 秋期 午前 問38:サイドチャネル攻撃に関する問題(LAN)
- 令和7年度 秋期 午前 問30:送信時間に関する問題(LAN)
- 令和7年度 春期 午前 問78:著作権侵害にあたるか否か(著作権)
- 令和4年度 秋期 午前 問78:著作権に関する問題(著作権)
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