平成23年度 特別 午前 問66
経営戦略
コアコンピタンスの説明
コアコンピタンスを説明したものはどれか。
- ア経営活動における基本精神や行動指針
- イ事業戦略の遂行によって達成すべき到達目標
- ウ自社を取り巻く環境に関するビジネス上の機会と脅威
- エ他社との差別化の源泉となる経営資源
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✓ これが正解エ他社との差別化の源泉となる経営資源
解説
他社と差がつく源になる自社の力です。
コアコンピタンスという語を分けると、答えの形が見えます。コアは中核、コンピタンスは能力ですから、合わせて自社の中核となる力ということになります。肢の中では、その力が経営資源という言葉で言い換えられています。正解の肢は、他社との差別化の源泉となる経営資源、と述べています。源泉とは、そこから差別化が湧いて出るもとのことで、結果ではなく原因の側を指します。売れているという結果ではなく、なぜ売れるのかを支えている力そのもの、と言い換えられます。ここを押さえると、四つの肢が一本の軸で並びます。軸は、いま自社が持っているものを述べているかどうかです。持っているものであれば、それは能力や資源の話になります。持っていないもの、あるいは自社の外にあるものであれば、目指す先か、周りの状況かのどちらかになります。四つの肢は取り違えやすい語を一つずつ当てて作られていますので、残る三つに自分で名前を付けられるかどうかで、確信の度合いが変わります。名前が付かないまま一つだけ知っている語を選ぶと、同じ語が別の言い回しで出たときに揺らぎます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア経営活動における基本精神や行動指針:何を大切にして事業を営むかという心構えを示したもので、企業理念と呼ばれる側の記述です。掲げる価値であって、競争の場面で差がつく原因になる力そのものではありません。
- イ事業戦略の遂行によって達成すべき到達目標:事業戦略を進めた先に達成したい水準を示したもので、経営目標に当たります。これから到達する先を指しており、いま手元にあって競争を支えている力とは向きが反対です。
- ウ自社を取り巻く環境に関するビジネス上の機…:自社を取り巻く外の状況を見た記述で、SWOT 分析でいえば外部環境の側に当たります。内側に蓄えた力ではなく、外から与えられる条件を述べたものです。
この問題の用語
- コアコンピタンス他社がまねできない、その会社ならではの中核の強みのことです。経営資源をここに集中させることで、競争で優位に立つことを目指します。
- 脅威情報資産に害を及ぼしうる出来事や行為のもと。弱点である脆弱性と結び付いたときに、実際の被害につながります。
出典:平成23年度 特別 応用情報技術者試験 午前 問66
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 春期 午前 問37:サイドチャネル攻撃に該当するもの(脅威)
- 令和6年度 秋期 午前 問68:アンゾフの成長マトリクスの説明(脅威)
- 平成31年度 春期 午前 問67:コアコンピタンスに該当するもの(コアコンピタンス)
- 平成27年度 秋期 午前 問74:コンプライアンス強化の説明(コアコンピタンス)
- 平成26年度 秋期 午前 問74:内部統制に関する問題(コアコンピタンス)
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