平成24年度 秋期 午前 問25
データベース
ストアドプロシージャの利点
ストアドプロシージャの利点はどれか。
- アアプリケーションプログラムからネットワークを介して DBMS にアクセスする場合,両者間の通信量を減少させる。
- イアプリケーションプログラムからの一連の要求を一括して処理することによって,DBMS 内の実行計画の数を減少させる。
- ウアプリケーションプログラムからの一連の要求を一括して処理することによって,DBMS 内の必要バッファ数を減少させる。
- エデータが格納されているディスク装置への I/O 回数を減少させる。
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✓ これが正解アアプリケーションプログラムからネットワークを介して DBMS にアクセスする場合,両者間の通信量を減少させる。
解説
減るのはアプリとサーバの間の行き来です。
ストアドプロシージャは、一連の SQL 文をあらかじめサーバ側に登録しておき、名前を指定して一度だけ呼び出す仕組みです。利点を問われたときの決め手は一本で、減るのはアプリケーションプログラムと DBMS の間の行き来であって、DBMS の中の仕事量ではない、という線引きです。登録しない場合は文をひとつずつ送って結果をそのつど受け取りますから、往復は文の数だけ生じます。登録しておけば、あの手続を実行せよという指示を一度送るだけで済み、途中の結果はサーバの中だけを流れて回線には出てきません。ですから適切な記述は、ネットワークを介して DBMS にアクセスする場合に、両者間の通信量を減少させる、というものです。設問にネットワークを介してという断りが置かれているのは、この利点が回線の側にあることを示すためです。サーバの内部で何が起きるかを述べた記述は、すべてこの線引きの反対側にあります。なお、業務規則をサーバ側に集められることなども利点ですが、この設問では問われていません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イアプリケーションプログラムからの一連の要…:一連の要求を一括して処理することで実行計画の数が減ると述べています。実行計画は SQL 文ごとに作られ、まとめて呼んでも文の数は変わりませんから、数そのものは減りません。
- ウアプリケーションプログラムからの一連の要…:一連の要求を一括して処理することで必要バッファ数が減ると述べています。バッファの量は扱うデータの量で決まるので、呼び出し方をまとめても読む行が同じなら変わりません。
- エデータが格納されているディスク装置への …:データが格納されているディスク装置への入出力の回数が減ると述べています。この回数も読む行の数で決まるため、手続として登録しても同じ行を読む以上は減りません。
この問題の用語
- DBMSデータベースを管理するソフト。複数の処理が同じデータを同時に更新しても矛盾しないよう、排他制御などを行います。
出典:平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問25
同じ用語が出る問題
- 令和6年度 秋期 午前 問31:チェックポイントに関する記述(DBMS)
- 令和5年度 秋期 午前 問30:ロールフォワードに関する問題(DBMS)
- 令和5年度 春期 午前 問27:ストアドプロシージャに関する問題(DBMS)
- 令和4年度 秋期 午前 問29:チェックポイントに関する問題(DBMS)
- 令和3年度 秋期 午前 問30:透過性に関する問題(DBMS)
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