平成26年度 秋期 午前 問18
ソフトウェア
Linuxカーネルの説明
Linux カーネルの説明として,適切なものはどれか。
- アGUI が組み込まれていて,マウスを使った直感的な操作が可能である。
- イWeb ブラウザ,ワープロソフト,表計算ソフトなどが含まれており,Linux カーネルだけで多くの業務が行える。
- ウシェルと呼ばれる CUI が組み込まれていて,文字での操作が可能である。
- エプロセス管理やメモリ管理などの,アプリケーションが動作するための基本機能を提供する。
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✓ これが正解エプロセス管理やメモリ管理などの,アプリケーションが動作するための基本機能を提供する。
解説
カーネルが受け持つのは資源を配る仕事だけです。
カーネルという語はもともと核を意味し、OS のいちばん内側で装置に直接触れる部分を指します。その受け持ちは、動いているプログラムたちに資源を配ることに尽きます。具体的には、どのプログラムにいつ処理装置を渡すかを決めるプロセス管理、どのプログラムに主記憶のどこを貸すかを決めるメモリ管理、そして装置との読み書きを仲立ちする部分です。これらはどれも利用者が直接さわるものではなく、上で動くプログラムが成り立つための基盤です。ですから、アプリケーションが動作するための基本機能を提供するという説明が、担当範囲をそのまま言い当てたものになります。逆にいえば、利用者の目に触れるものは原則としてこの核の外側にあり、取り替えたり外したりできます。問われているのは製品全体としてできることではなく、この核そのものの説明である点を押さえれば迷いません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アGUI が組み込まれていて,マウスを使っ…:画面上で位置を指し示して操作する仕組みは、核の上で動く別のプログラム群が受け持ちます。表示のための基盤やデスクトップ環境を入れ替えても、下の部分はそのまま動き続けます。
- イWeb ブラウザ,ワープロソフト,表計算…:Web ブラウザや文書作成ソフト、表計算ソフトは、配布物を組み立てる側が一緒に同梱しているものです。同じ媒体に入っているというだけで、核の内側にあるわけではありません。
- ウシェルと呼ばれる CUI が組み込まれて…:文字を打ち込んで操作を受け付ける部分はシェルと呼ばれ、これも外側で動くプログラムです。核が kernel つまり実の芯、こちらが shell つまり殻であり、名前からして内と外の対になっています。
出典:平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問18
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