平成26年度 秋期 午前 問38
セキュリティ
CRLに関する問題
ディジタル証明書が失効しているかどうかをオンラインでリアルタイムに確認するためのプロトコルはどれか。
- アCHAP
- イLDAP
- ウOCSP
- エSNMP
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✓ これが正解ウOCSP
解説
証明書の状態をその場で問い合わせる手順です。
設問は、デジタル証明書が失効しているかどうかを、オンラインでその場のうちに確かめるための手順を選ばせています。四つの略称をつづりまでほどけば、知識に頼らず当てられます。求められているのは証明書の状態を問うものですから、つづりに証明書の状態という語を含むものが該当します。OCSP は Online Certificate Status Protocol の略で、証明書を一枚ずつ取り上げて、いま有効かどうかをサーバへ問い合わせます。よってこれが当てはまります。失効を確かめるやり方はもう一つあり、CRL と呼ばれる失効した証明書の一覧を認証局がまとめて発行する方法です。ただしこちらは配られるまでの間、古い情報で判断してしまい、失効した証明書が増えるほど一覧も大きくなります。設問がその場のうちにと断っているのは、この二つを分けるためです。問合せの相手ごとに答えが返る方式でなければ、いまの状態は分かりません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アCHAP:CHAP は相手に乱数を投げ、返ってきた応答から本人かどうかを判定する認証の手順です。確かめる対象が接続してきた相手であって、証明書の状態ではありません。
- イLDAP:LDAP は利用者や組織の情報を集めた置き場を読み書きする手順です。失効した一覧がそこに置かれることはありますが、運ぶ道であって、有効かどうかを判定する手順ではありません。
- エSNMP:SNMP はネットワーク機器の稼働状況を集めて管理する手順です。状態を問い合わせるという語の響きは近いものの、見ている対象が機器なので、証明書とは関わりがありません。
この問題の用語
- CRL有効期間の途中で失効したデジタル証明書の一覧。認証局が発行し、証明書がまだ使えるかを確かめるのに使います。
- デジタル証明書公開鍵がその持ち主のものだと、第三者が保証する電子の書類(古い表記はディジタル証明書)。受け取った鍵が偽物でないかを確かめるために使います。
- プロトコル通信するときの、決まりごとや手順のまとまりのことをいいます。送る側と受ける側が同じものに従うことで、やり取りが成り立ちます。
出典:平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問38
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問39:CRLに関する記述(CRL)
- 令和7年度 春期 午前 問38:OCSPを利用する目的(デジタル証明書)
- 令和5年度 春期 午前 問36:ボットネットに関する問題(デジタル証明書)
- 令和2年度 10月 午前 問36:CRLに関する記述(CRL)
- 平成29年度 秋期 午前 問36:CRLに関する記述(CRL)
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