平成29年度 秋期 午前 問19
ソフトウェア
Hadoopの説明
Hadoop の説明はどれか。
- アJava EE 仕様に準拠したアプリケーションサーバ
- イLinux や Windows などの様々なプラットフォーム上で動作する Web サーバ
- ウ機能の豊富さが特徴の RDBMS
- エ大規模なデータを分散処理するためのソフトウェアライブラリ
答えと解説を見る
✓ これが正解エ大規模なデータを分散処理するためのソフトウェアライブラリ
解説
多数の機械へ分けて置き、分けて計算する基盤です。
設問は、Hadoop の説明を選ばせています。四つの記述はいずれも、広く使われている基盤ソフトの説明そのものになっているので、それぞれがどの層のものかを言い当てて並べ直すと見分けがつきます。Hadoop は、一台に収まらない量のデータを、安価なサーバを多数並べて分けて保存し、分けて処理するためのソフトウェア群です。保存の側は、大きなファイルを塊に割って複数の機械へ複製して置くので、一台が壊れてもデータは失われません。処理の側は、それぞれの機械が手元のデータを加工し、その結果を集めてまとめる、という二段の型を取ります。データのある場所へ計算のほうを運ぶことで、機械のあいだを流れる量を抑えるのがねらいです。分散処理の基盤だと押さえておけば足ります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アJava EE 仕様に準拠したアプリケー…:業務の処理を動かすための、決められた仕様に準拠したアプリケーションサーバの説明です。役目を負う層が違い、データを多数の機械へ分けて置く仕組みではありません。
- イLinux や Windows などの様…:いろいろな基盤の上で動く Web サーバの説明です。閲覧の要求を受け取って内容を返す役目を担うもので、大量のデータを手分けして計算する基盤とは層が異なります。
- ウ機能の豊富さが特徴の RDBMS:表と問合せ言語の世界で使う、関係データベース管理システムの説明です。あらかじめ構造を決めておく前提の道具であり、本問が指す基盤とは成り立ちが違います。
この問題の用語
- 分散処理一つの仕事を複数のコンピュータで分担して行う方式です。役割を分けて協調するクライアントサーバも、この形の一つです。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問19
同じ用語が出る問題
- 令和5年度 秋期 午前 問13:スケールアウトに関する問題(分散処理)
- 令和3年度 春期 午前 問20:Hadoopの説明(分散処理)
- 令和元年度 秋期 午前 問13:スケールアウトに関する問題(分散処理)
- 平成31年度 春期 午前 問63:データサイエンス力に関する問題(分散処理)
- 平成28年度 春期 午前 問15:アクセス透過性の説明(分散処理)
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)